風俗店や風俗嬢にとって迷惑な行為をしてくるお客さんのことを、クソ客といいます。この記事では、入室時、会話時、プレイ時のクソ客の行動について紹介。現役風俗嬢の女性にとってはあるあると思うことかもしれませんが、これから風俗嬢として仕事をすることを検討している人は、「こんなお客さんがいるんだ……」ということを、予備知識として得ておくとよいかもしれませんね。

目次
  1. 1. 風俗嬢が思うクソ客の行動~入室編~
  2. 2. 風俗嬢が思うクソ客の行動~会話編~
  3. 3. 風俗嬢が思うクソ客の行動~プレイ編~
Qプリ

風俗嬢が思うクソ客の行動~入室編~

プレイルームやホテル、お客さんの自宅に入ったときに、風俗嬢にとって不快な言動をとるお客さんがいます。どんなことをするのか、詳しく見ていきましょう。

ため息を吐かれる


風俗で働いている女の子の中には、このような経験をした方は多いのではないでしょうか。女の子と対面した瞬間、じっと顔を見てから急にため息を吐かれる……。正直、女の子からするとイラっとしてしまいます。
ため息を吐く理由は人によってさまざまですが、多くの場合、「思っていた子と違っていた」からです。あからさまにガッカリされているので、女の子からすると、「チェンジしてくれていいのに」と思ってしまいますよね。

AVを流している


デリヘルのような派遣型風俗では、お客さんの自宅やホテルなどに足を運んでサービスを行います。部屋に入れてもらった瞬間、AVの映像がテレビやパソコンから流れているのを目にしてしまうと、ドン引きしてしまいますよね。
AVを流している理由としては、自分が興奮するため、女の子の反応を楽しむためなど、いろいろ考えられます。いずれにしても、女の子からすると、「こういうことしたいのね」と思ってしまうので、正直気がのりません。

バスローブ姿で出てくる


すでにシャワーを浴びていることをアピールしてくるお客さんです。風俗では、プレイの前にお客さんとシャワーを浴びますが、その時間がもったいないからと先に浴びている人は少なくありません。
ただ、風俗で働く女の子にとって、シャワーを浴びる時間はとても大切です。相手が性病に感染していないか、どこが性感帯なのかなど、さまざまな情報を仕入れることのできる時間だからです。

部屋やお風呂が汚い


裸になってサービスを提供するわけなので、部屋が汚いのは単純にドン引きです。「変な虫が湧いているのではないか」や、「このシミなんだろう」など、いろいろな思いが頭の中をよぎってしまいます。
また、お客さんによってはお風呂がひどく汚れているケースもあります。お互いの体をキレイにするためのシャワータイムなのに、お風呂場が汚すぎると、「大丈夫なのかな」と不安になってしまうのです。

風俗嬢が思うクソ客の行動~会話編~

風俗嬢として仕事をしていると、エッチなプレイをしている時間以外に、会話をする時間がけっこうあります。その中で、ストレスを感じさせるようなことをいってくるお客さんがいます。詳しく見ていきましょう。

説教してくる


風俗嬢たちの中で、説教おじさんと呼ばれるタイプのお客さんです。なぜか、風俗を利用するお客さんの中には、女の子を下に見ている人がいて、プレイの前後に説教をしてくることがあります。
「いつまでこんな仕事をしているんだ」とか、「もっとしっかりサービスしないとダメだ」とか、説教の内容もさまざま。上から目線で延々と説教されてしまうので、女の子もしんどくなってしまいます。実際、このタイプのお客さんは風俗の世界では珍しくありません。

プライベートな質問をしてくる


女の子からすると、お仕事中はなるべくプライベートな質問はされたくないもの。お仕事中は別の自分を演じていることも多いので、プライベートなことばかり聞かれると現実に戻されてしまいます。
また、単純に、「どうしてそんなにプライベートなことを知りたがるのだろう?」と疑問に感じてしまいますよね。「ストーカーするつもりなのでは」と思ってしまっても仕方ありません。実際、プライベートなことばかり聞く人の中には、ストーカー気質の人もいるので注意が必要です。

連絡先を交換しようとする


女の子との店外デートをしたいと思っているお客さんなら、電話番号やLINEを交換してほしいといってきます。ただ、店外デートはお店で禁止されていることが多く、女の子にとってもプラスにならないので、注意が必要です。
もし、営業用の電話番号やLINEアカウントを持っているのなら、そっちを教えましょう。間違っても、プライベート用を教えてはいけません。あまりにもしつこくプライベートの電話番号やLINEを聞いてくる場合は、お店のスタッフに相談してみましょう。

店外デートに誘ってくる


店外デートは、風俗で働く女の子にとってマイナスでしかありません。基本的に、多くの風俗店では女の子とお客さんの店外デートを禁止しています。そのため、もしお店にバレてしまうと、即刻解雇される恐れがあるのです。
それ以外にも、お客さんから盗撮されるリスクが考えられます。店外デートとなれば、お客さんの自宅で会うこともあるでしょう。巧妙に隠されたカメラで盗撮され、ネットなどに流出させられる可能性があるのです。
相手が既婚者だった場合、店外デートをすることで慰謝料を請求される恐れもあります。風俗嬢とお客さんの立場で会う分には問題ないのですが、店外デートとなるとそうみなされない恐れがあるのです。

買い出しに付き合わせる


店舗型風俗では少ないのですが、デリヘルのような派遣型風俗では、こうしたことがよくあります。飲み物や食べ物などを買いに行きたいから、女の子についてきてほしいとお願いされるケースです。
女の子からするとお客さん1人で行ってほしいのですが、そのままどこか行かれても困ってしまいます。お金を払ってもらう前ならなおさらですよね。そのため、結局同伴することになるのですが、女の子からするとお仕事は部屋の中だけで終わらせたいものなのです。

求めていない差し入れやプレゼント


食べ物や飲み物などを差し入れしてくれるお客さんは少なくありません。好きな飲み物や食べ物ならまだしも、まったく求めていないものを差し入れされても、女の子からすると困ってしまうだけです。
また、お客さんによっては、高価なサプライズプレゼントをしてくれることもあります。単純に喜んでしまう女の子も中にはいますが、それ以上に困ってしまう子が多いのも事実です。高価なものをもらってしまうと、「今後それを盾に無茶な要求をされるのではないか」などいろいろ考えてしまいます。

風俗嬢が思うクソ客の行動~プレイ編~

精神的にきついだけでなく、プレイでのクソ客の行動は身体的にも負担が大きいことをしてくるケースがあるのがやっかいなところです。具体的には、以下のとおりです。

本番を求めてくる


基本的に、風俗店での本番行為は禁止です。店舗型でも派遣型でも同様ですが、お客さんによってはしつこく本番をお願いしてくることがあります。お願いされるくらいならまだしも、暴力的な言動で本番をしようとするお客さんも中にはいます。
断りきれずに応じてしまうと、さまざまなリスクを背負ってしまうことを覚えておきましょう。お客さんがコンドームを着けてくれなかった場合、妊娠してしまうかもしれません。性病に感染しているのなら、あなたにもうつってしまう恐れがあります。
お店にバレたら、高い確率で解雇されることも覚えておきましょう。お店からすると、お客さんと本番をしてしまうような危険な女の子を置いておけません。

ガシマンしてくる


AVの影響なのか、ガシガシと手マンしてくるお客さんは少なくありません。AV作品の中では、セクシー女優が気持ちよさそうな演技をしているので、それを勘違いして信じているお客さんもいます。
女の子からすると、あのような激しい手マンは痛いだけですよね。そのため、してほしくないのが正直な気持ちです。しかし、勘違いしているお客さんは、「気持ちいいだろ!?」と自信満々にガシマンしてきます。
放っておくといつまでも痛い思いをするので、正直に痛いことを伝えたほうがよいでしょう。もっと優しくしてほしいと、可愛らしくお願いしてみましょう。

勝手にアナルに指を挿入してくる


風俗で働いているからといって、アナルが開発されているわけではありません。しかし、お客さんの中には、「風俗で働いている子だから大丈夫だろう」といきなりアナルに指を入れてくることがあります。
慣れていない側からすると、いきなりアナルに指を入れられるのは苦痛でしかありません。最悪の場合、肛門に裂傷を負ってしまう恐れもあります。これもやはり、痛いからやめてほしいと伝えたほうがよいでしょう。どうしてもやめてくれないときは、お店のスタッフに相談してください。

口を大きく開けてキスしてくる


唇ではなく、ほっぺたやおでこなどにキスされることが多いですね。まるで鯉のように大きな口をあけて、パクっと食べるようにキスしてくるお客さんは、実際少なくありません。
女の子からすると、メイクが崩れてしまうのでやめてほしいのが正直なところです。また、お客さんによっては、口臭がきつくて我慢できない人もいるので、そのような人が大きな口を開けて迫ってくるのは苦痛でしかありません。

首から上を舐めてくる


風俗で働いている女の子なら、お客さんから舐められるのは慣れています。「全身どこを舐められても大丈夫」といった方も多いのですが、首から上だけはやめてほしいですよね。
首から上は、メイクが落ちてしまうので舐められたくないのが女の子としての本音です。また、舐められたままは嫌なので洗いたいのですが、男性と違って女の子は簡単に顔も洗えません。メイクを最初からやり直すことになるので、時間がかかるのです。

チクストしてくる


これはいわゆる、乳首ストーカーのことです。ひたすら乳首ばかりを攻めてくるお客さんのことで、乳首を指で強くつまんだり、こねくり回したりしてきます。
そうすることで、女の子が気持ちよくなると信じきっているお客さんもいますが、女の子からするとたまったものではありません。痛いだけで、シャワーのときにお湯がしみることもあります。本当に痛いときは、素直に伝えたほうがいいかもしれませんね。

盗撮してくる


これはスマホで、プレイの様子を盗撮しようとするタイプです。オプションなどで認められているとき以外は、毅然とした態度でお断りしましょう。すでに撮られているのなら、お店のスタッフに連絡してください。盗撮されたデータを相手が持ったままだと、いつネットに流出させられるかわかりません。

このまま出す・中に出すといってくる


コンドームを着けている場合でも、このような発言をされると女の子はドン引きしてしまいます。気づかないうちに、「コンドームを外されたのでは」と思い焦ってしまうのです。慌ててプレイを中断することにもなりかねないので、やめてほしいですよね。

まとめ

入室時、会話時、プレイ時のクソ客の行動について今回は取り上げました。お店のルールの範囲外になるような行動をお客さんがとったときには、自分でやめてほしいというなどして対処するか、お店のスタッフに伝えて対処してもらいましょう。