風俗関係の仕事は高収入を得やすいですが、それでもほかの仕事とダブルワークをしたいと考える女の子は珍しくありません。ダブルワークをすることで、さらに収入が高くなったり、仕事の内容によっては社会的な信用を得られたりといったメリットがあります。

風俗嬢の仕事とどんな仕事を掛け持ちできるのか、実際にダブルワークをする場合に押さえておきたい注意点を紹介するので、参考にしてくださいね。

目次
  1. 1. 風俗嬢と何の仕事のダブルワークができる?
  2. 2. ダブルワークで風俗嬢をする上での注意点
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風俗嬢と何の仕事のダブルワークができる?

ダブルワークは、仕事の組み合わせ次第で収入の大幅アップ、体への負担軽減など得られるものが変わってきます。具体的に風俗嬢の仕事と組み合わせられる仕事を種類別に紹介しましょう。

パターン①:水商売以外


風俗嬢は夜がメインの仕事ですから、ダブルワークをするときは自然と水商売以外の昼職を選択する女の子が多いかもしれません。昼職の給料の安さを風俗の仕事で補うようなこのスタイル。メリットとデメリットを説明しましょう。

メリット

風俗嬢と水商売以外の仕事を組み合わせることで、金銭的な余裕が生まれます。今の時代は、昼職で正社員になっても生活するギリギリのお給料しかもらえないこともしばしば……。風俗嬢の仕事によって、昼職の収入の低さをカバーできるわけですね。

わざわざ給料が少ない昼職をする必要がないように思うかもしれませんが、それは違います。昼職をしていることでしっかりとした職歴が作れるので、風俗嬢から転職するときに困らないのです。

昼職ならではのしっかりとした福利厚生や、正社員としての社会的信用も魅力ですね。

デメリット

風俗一本なら気にする人は少ないですが、昼職などの水商売以外の仕事とダブルワークをすると、身バレしないように生活するのがストレスになります。風俗で稼いだお金を羽振りよく使ったりすれば、職場の人から怪しまれますからね。

また、昼は水商売以外の仕事、夜は風俗嬢という形が多く、とにかく体力面でつらいでしょう。風俗嬢と昼職では給料に雲泥の差があるので、ダブルワークをしていると昼職をしているのが正直あほらしく感じることも……。

パターン②:別の営業形態をとる風俗店


たとえば、デリヘルと風俗エステのダブルワークで、生理中に働けないデリヘルの収入を風俗エステで補ったり、収入が高めのソープと深夜帯のデリヘルを組み合わせてさらなる高収入を狙ったりと、目的に合った働き方をしやすいです。もう少し詳しくメリット・デメリットを解説しましょう。

メリット

風俗店×風俗店だと、風俗一本でも高収入なのに、さらにお金の面に余裕が出てきます。営業形態によっては、お客さんが少ない時期があったり、生理などで出勤できない日があったりしますが、そういったときに別の営業形態の風俗店で働いていれば、収入が激減することもありません。

営業形態が違えば、それぞれの仕事による体への負担具合も異なるので、体を酷使せずに済みます。とにかくお金を稼ぎたい女の子は、ひとつの風俗店にだけ勤務していると鬼出勤になりがちで、ほかのキャストやお客さんからちょっと引いた目で見られることも……。営業形態が違うと、鬼出勤だと悟られずに済みますね。

デメリット

お店にとって稼ぎ頭の風俗嬢は、いてもらわなくては困る存在です。スタッフにはほかの風俗店で働いていることをよくは思われないでしょう。ダブルワークが原因で罰金……ということはないのが普通ですが、なんとなくスタッフの態度の冷たさなどを感じるかもしれませんね。

このタイプのダブルワークになると、とにかく1日中男性の相手をすることになるので、体力はもちろんメンタル面の負担もちょっと心配です。

パターン③:同じ営業形態をとる風俗店


「ダブルワークのためにわざわざ新しい仕事を覚えたくない……」と思う女の子なら、デリヘルとデリヘルといった同じ営業形態の風俗店での仕事を組み合わせる形で、ダブルワークをする選択肢もあるでしょう。

数としてはあまり多くない、同じ営業形態の風俗店でするダブルワークのメリット・デメリットを説明していきます。

メリット

同じ営業形態をとる風俗店のダブルワークも、やはり高収入を得やすいのが一番のメリットでしょう。同じ風俗店でもお店によって繁盛の度合いは違うので、収入が高いほうの風俗店での仕事をメインにして、隙間をもう片方のお店で補うなどの働き方ができます。

また、同じ営業形態なら仕事の流れや勝手が同じなので、ダブルワークをはじめるときにスムーズに仕事へ順応できるのもメリットでしょう。

デメリット

そもそも同じ営業形態の風俗店でのダブルワークを許可しているお店がまだまだ少なく、この形でダブルワークをできる可能性が低めです。

お客さんはいくつかのお店を比較して選ぶことが多いので、同じ営業形態だと片方のお店で接客したお客さんともう片方のお店で偶然遭遇なんてことも考えられます。こうなると、お客さんから、「あっちの店はもう少し安かったんだし、こっちでは多く払ってる分サービスしてよ」などと面倒な接し方をされやすくなるかもしれません。

また、普段の稼ぎはかなり高いですが、生理がきたり、万が一性病にかかったりすると、途端に稼ぎがゼロに近づくので、しっかりと貯金をしていないと不安になるでしょう。

パターン④:カンパイ系ワーク


キャバクラやクラブといった、風俗嬢とはまた違った形の夜の仕事でダブルワークをするケースもあります。どちらも男性を相手にする仕事なので、共通するテクニックなどがあるかもしれませんね。メリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット

カンパイワークと風俗嬢のダブルワークでは、風俗嬢の収入でカンパイワークの収入をカバーできるのが魅力です。カンパイワークをはじめたばかりの頃は、思ったように稼げない上にドレスや靴、ネイルやまつエクなどでとにかく出費がかさみます。そんなとき、風俗嬢としてダブルワークすれば、毎日安定した収入を得られるので、お金の面で不安が少なくなります。

カンパイワークは人気さえ出れば、風俗では稼げない額をポンと叩きだすポテンシャルを秘めています。人気が出るまでの支えとして、風俗嬢の仕事を掛け持ちする女の子は少なくありません。

また、カンパイワークはお酒で体を壊しやすいので、休肝日的な意味で風俗嬢の仕事をする日を設けられるのも地味に嬉しいポイントです。

デメリット

風俗でダブルワークをしていることがお客さんにバレたときのダメージは、計り知れません。キャバクラやクラブなどに来るお客さんには、お金を払ってでも女の子に気に入ってほしい、女の子を口説きたい思いがあります。しかし、どんなにお金を払っても、キャバクラやクラブでは、堂々と女の子とエッチをしたりできません。

そんな自分のお気に入りの女の子が、お金を払えばエッチなことができる風俗店で働いているとなれば、お客さんはわざわざキャバクラやクラブでお金を落とそうとは思わないでしょう。

また、カンパイワークの仕事でお酒を飲む以上、お酒を飲みすぎて次の日に風俗嬢の仕事ができなくなるなどの失敗も起こりがちです。

ダブルワークで風俗嬢をする上での注意点

2つの仕事を掛け持ちするとなると、いろいろなしがらみがあり、場合によってはトラブルが発生することもあります。スムーズにダブルワークを進められるように、ここで風俗嬢がダブルワークで注意したいポイントを押さえておきましょう。

体調管理


ダブルワークをするようになると、人よりも働く時間が長くなるのは当然です。普段から入念に体調管理を行わなければ、突然体を壊してダブルワークどころかノーワークになってしまう危険性もあります。

できれば、風俗嬢でダブルワークをするなら、シフトが自由に組みやすいお店を選びたいですね。シフトの自由度が高ければ、もう片方の仕事に合わせて仕事量を少なめにしたり、「お昼の仕事で残業が続いてて、しんどい……」といったときに、風俗嬢の仕事をお休みにしたりできます。

許可


ダブルワークをする前には、必ずダブルワークをしても問題ない環境かどうか確認するようにしましょう。ダブルワークの許可事情は、仕事の組み合わせによっても変わってきます。

たとえば、風俗と昼職ならどちらの仕事でも副業の許可がおりやすいですが、風俗と同じ営業形態の風俗となると、副業は禁止といわれることが多いです。もしも許可を得られていない状態でダブルワークをしていることがバレたら、片方の仕事を辞めるようにいわれたり、反対にクビにされてしまったりする可能性があります。

ダブルワークをした結果、メインの仕事を失うことになったら目も当てられません。はじめるときは、必ずそれぞれの仕事の許可状況を確認しましょう。

確定申告


とくに昼職などの水商売以外の仕事と風俗の仕事でダブルワークをしている女の子は、昼職の会社に風俗で働いていることをバレたくないものです。そういった場合は、確定申告の仕方に要注意!……というのも、確定申告が原因で副業をしているのがバレることがあるのです。

昼職で働いていると、会社がアナタのかわりに確定申告の手続きを行います。確定申告では、本人の収入から年間の所得を算出して、住民税を決めるのです。

風俗嬢としても働いている場合は、風俗嬢の収入分を自分で申告します。その結果、「昼職の収入+風俗嬢の収入」をもとに住民税を決めることになるので、昼職の会社の中で一人だけ住民税の金額が大きく違ってしまいます。これが原因で、昼職の会社の人に副業をしているのがバレてしまうのです。

こういった形での身バレを避けるためには、風俗嬢の収入を確定申告するときに、確定申告書の第2表、「住民税に関する事項」という欄の、「自分で納付」の部分にチェックをするのがおすすめです。

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まとめ

風俗関係の仕事に就いている女の子は、基本的に個人事業主として扱われるので、社会的な信用が低いです。また、普段はガッツリ稼げていても、体調やお店の流行り廃りが原因で途端に収入が減ることもあります。

こういった風俗嬢ならではの仕事の不安要素などを解決したり、フォローできたりする可能性がダブルワークにはあります。やりたいと思う人は、まずは最初の仕事に慣れることに集中し、余裕が出てきたら自分の希望に合わせて2つ目の仕事を決めるとよいでしょう。