風俗嬢として仕事をしていると、疑似恋愛のような形になることがあるので、本気になったお客さんがストーカー化してしまうことがあります。この記事では、どういうストーカー行為をされる危険性があるのかや、ストーカー化しやすいお客さんの特徴、風俗嬢ができるストーカー対策について解説していきます。

目次
  1. 1. ストーカーの主な迷惑行為
  2. 2. ストーカーになりやすい人の特徴
  3. 3. お客さんをストーカーにしないためのコツ
  4. 4. ストーキングされていると感じたら
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ストーカーの主な迷惑行為

ストーカーとは、特定の相手に対して、付きまといなどの行為を何度も行う人のことをいいます。ストーカーといえば「付きまとい」をする人、といった認識を持つ方が多いですが、実際にはさまざまな行為が挙げられます。

たとえば、相手に対し無言電話をかけたり、メールやLINEなどを送ったりするのもそうです。ストーカーに対し、やめてほしいと伝えても、しつこく何度も送ってきます。

「今日の服はとても似合っているね」のように、さも近くで見ているかのようなことを、メールやLINEで送ってくることもあります。ほかにも、しつこく交際を申し込まれる、名誉を棄損されるビラなどを近所にまかれるなど、ストーカーの行為はさまざまなのです。

ストーカーになりやすい人の特徴

あらかじめどんなお客さんがストーカーになる確率が高いのかを知っておくと、対策をとるべき相手を絞り込むことができてある程度は楽になるでしょう。ストーカーになりやすい人の特徴は、以下のとおりです。

プライベートを詮索してくる


たとえば、しつこく住所を聞いてくるようなお客さんは、ストーカーになる可能性があるので注意が必要です。女の子の住所を把握することで、待ち伏せや付きまといなどの行為をするつもりなのかもしれません。

家族は何人いるのか、電話番号を教えてほしい、卒業した学校はどこなのかなど、プライベートなことをしつこく聞かれるのなら注意しましょう。もちろん、このようなことをよく聞かれるからといって、確実にストーカーになるわけではありません。ただ、今後そうなる可能性があることは覚えておきましょう。

上から目線の発言


多くのストーカーは、自分のやっていることが正しいと思い込んでいます。自分のしていることが、相手のためになっている、と思い込んでいることも珍しくありません。

そのため、風俗で働く女の子に対しても、やたらと上から目線で発言することがあります。反論したとしても、自分の考えが絶対だと信じて疑わないストーカーの心に響くことはありません。そもそも、価値観と思考回路がまったく異なるので、何を言っても無駄なのです。

女性慣れしていない


風俗で働く女の子の多くは、お客さんに対し優しく接します。せめて、プレイをしている時間だけは、お客さんの恋人であるかのように振る舞うことも少なくありません。お客さんにとっては、疑似恋愛を楽しめる素敵な時間なのですが、女性慣れしていない男性の中には、このような女の子の態度を勘違いしてしまうことがあります。

自分に気があるのかもしれない、と思い込み、そこからストーカー化することも少なくありません。女の子からすると、お客さんはあくまでお客さんでしかないのですが、そのことに気づけないのです。一方的にどんどん想いを募らせてしまい、やがてストーカー化する可能性があります。

お客さんをストーカーにしないためのコツ

接し方を心得ておくと、ストーカー行為に苦しむようになるリスクが現実化する確率を抑えることができます。効果的な接客方法を以下にまとめましたので、参考にしてみてください。

勘違いさせない


一生懸命プレイをするのは、プロの風俗嬢として当然のことです。ただ、度の過ぎた営業や接し方をしてしまうと、ストーカー化される恐れがあるので注意しましょう。

風俗で働く女の子の中には、リピーターを獲得するため、お客さんに思わせぶりな発言をする人も少なくありません。「好きになっちゃったかも」や、「もっとたくさん会いたいな」など。普通の男性なら、女の子のこうした発言を営業だと見抜き軽くスルーしますが、ストーカー気質の人は見抜けません。

プライベートな質問は答えない


そのときは特に問題がなくても、今後プライベートな情報を何に使われるかわかりません。もし、今後ストーカー化されると、自宅の前で待ち伏せされたり、付きまとわれたりといったことが考えられます。

お仕事をしているときは、プライベートなことを聞かれても答えないのが一番です。住んでいる場所を聞かれても、「市内ですよ」など、住所を特定されないような答え方をしましょう。プライベートな質問をうまくかわすのも、プロの風俗嬢のお仕事ですよ。

店外で合わない


店外でお客さんに会ってしまうと、勘違いされる可能性があります。1回でも応じてしまうと、相手が本気になってしまうかもしれません。次に断ったとき、これまでと態度が豹変してストーカー化される恐れがあります。

基本的に、多くの風俗店では女の子とお客さんが外で会うことを禁止しています。ストーカー以外にも、さまざまなトラブルに巻き込まれる恐れがあるので、やめたほうがよいでしょう。

ストーキングされていると感じたら

客を刺激しないこと、ひとりにならないこと、すぐに警察に相談を。この3つがストーカー行為をされているときに効果的な手段です。詳しくは以下のとおりです。

客を刺激しない


お客さんに詰め寄って罵倒したり、挑発的な態度をとったりするのは逆効果です。ストーカーに対しそのようなことをしてしまうと、余計に行為がエスカレートすることもあるので、注意しましょう。ストーカーは、相手にしてもらえることに喜びを感じることも多いので、直接リアクションしてしまうのは危険です。

ひとりにならない


ストーカーによっては、女の子の住んでいる家をひたすら監視するケースもあります。ひとりで過ごしているときに、ストーカーが家にやってくるかもしれません。

ストーキングが続いている中で、ひとりになるのは危険が大きいので、できるだけ誰かと過ごすようにしてください。家族が近くに住んでいるのなら、しばらくは一緒に暮らすのもよいでしょう。

外出するときにも注意が必要です。ストーカーは、何とかしてあなたと接触を図ろうとするので、外出時も基本的には誰かと一緒にいましょう。ひとりになりにくい場所を選ぶのもおすすめです。

すぐに警察に相談を


ストーカー行為がエスカレートしてしまうと、今後何をされるかわかったものではありません。実際、ストーカー行為がエスカレートした結果、女の子に対し暴力的なことをするといった事件も起きています。

ストーカー行為は犯罪なので、まずは警察に相談しましょう。そのうえで、今後の対策を考えるべきです。

まとめ

エッチなプレイをしたり、恋人のような時間を過ごしたりするために、お客さんがストーカー化してしまい悩まされる羽目になる風俗嬢の方は少なくありません。「もし、自分が被害者になったら……」というときのことを考えて、回避するための手段や、ストーキングされたときの対策を知っておくと安心ですね。ストーキングされるようになったら、お店のスタッフに相談してみるのもよいでしょう。