お客さんと濃厚なプレイを行うソープ嬢は、ときにエイズや性病の脅威にさらされてしまうことがあります。働きたいと思っても、「もしエイズや性病にかかってしまったら……」と考えると、怖くて一歩を踏み出せないかもしれませんね。
エイズはたしかに怖い病気ですが、大切なポイントを押さえておけば、対策は可能です。ここでは、エイズの基本的な情報や仕事と性病の関係、事前にできる対策などについてまとめました。これからソープ嬢として働きたいと考えている女の子は、ぜひ参考にしてください。

目次
  1. 1. ソープ嬢を襲うエイズ感染
  2. 2. ソープ嬢が他の風俗嬢より性病感染しやすい理由
  3. 3. ソープ嬢がエイズや性病を疑ったときにできること
  4. 4. ソープ嬢がエイズ・性病感染を防ぐ方法
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ソープ嬢を襲うエイズ感染

人は、わからないものに対してはより恐怖心を抱きやすいという傾向があります。そこでまず、エイズという病気がどういうものなのか、押さえておきましょう。

エイズ/HIVとはどんな病気?


誰もが一度は耳にしたことのあるエイズですが、具体的にどのような病気なのかご存じの方は少ないのではないでしょうか。エイズとは、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染することで引き起こされる、後天性免疫不全症候群のことを指します。
HIVに感染しただけでは、はっきりとわかる自覚症状はないことがほとんどです。ただ、HIVは体内で増殖するので、そのときは問題なくても、数年後、数十年後にさまざまな症状を引き起こしてしまうことがあるのです。感染初期から無症候性期、エイズ期と症状が進行し、最終的には悪性腫瘍を発症してしまうこともあります。

免疫力を低下させるHIVウィルス

HIVウイルスは、ヒト免疫不全ウイルスのことであり、レトロウイルスの一種でもあります。もっとも気になる、「感染したらどうなるのか」ですが、簡単にいえば人間が本来持つ免疫力を低下させてしまいます。
人は、免疫力があるおかげで健康でいられるといっても過言ではありません。免疫力があるおかげで、自然界に存在する、さまざまなウイルスや細菌などから身を守ることができているのです。
では、この免疫が著しく低下してしまうと、どうなってしまうと思いますか?簡単にいえば、体を守ってくれるはずの鎧がなくなってしまったのと同じ状態になります。つまり、外からの攻撃に対し完全に無防備になってしまい、著しいダメージを負うことにもなってしまうのです。

HIVウィルスの放置がエイズを発症

HIVとエイズを混同してしまっている方は、意外に少なくありません。先ほどもお話しましたが、HIVはヒト免疫不全ウイルスのことです。ただ、エイズを発症させてしまうこともあるので、エイズウイルスとも呼ばれています。
つまり、HIVに感染したからといって、イコールエイズに感染したということにはなりません。ウイルスに感染したまま、適切な治療を行うことなく放置してしまうと、どんどん免疫力が低下します。
健康体のときならまったく問題のないウイルスでも病気を発症してしまうのです。このとき、発症した病気がエイズ指標疾患と呼ばれる病気に該当した場合、エイズを発症したと診断されるのです。

エイズ/HIVの感染の仕組み


HIVの感染を防ぎたいのなら、どのように感染するかも理解しておく必要があります。ウイルスの感染経路はいくつもあり、空気感染や飛沫感染、接触感染、経口感染などが代表的です。HIVは接触感染がもっとも多いといわれていて、特に性行為や血液から感染するケースが多いといわれています。
感染の仕組みについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

粘膜の接触による感染が中心

感染者の血液や精液などに、エイズウイルスは存在しています。このウイルスが、ペニスや尿道、直腸などの粘膜に触れることで、感染するケースがもっとも多いといわれています。
性行為は、粘膜同士を擦りあう行為なので、どうしても感染しやすくなるのです。普通のセックスはもちろん、オーラルセックスやアナルセックスにおいても、粘膜同士が接触するので、感染リスクは高まると考えられます。

ほかの性感染症感染者はリスク大

ほかの性感染症に感染していると、粘膜がダメージを受けている可能性があります。傷や炎症がある可能性があるので、そこからHIVに感染してしまう可能性が高くなるのです。一説には、数倍以上の感染率になるともいわれています。
風俗で働く女の子が、特に気をつけたいのはクラミジアです。実は、風俗で働いている女の子で、エイズに感染したという話はほとんどありません。長く業界にいる方でも、そのような話は聞いたことないという方が非常に多いのです。
一方、クラミジアは風俗で働く女の子の多くが感染した経験があるといわれています。性感染症の半数を占めるともいわれていて、特に10~20代に多く発祥しているのです。子宮頸管炎を引き起こすので、そこからエイズに感染するリスクもないとはいえません。

エイズになったらソープを退店


エイズに感染したままで、お店で働き続けることはできません。自分に自覚症状がまったくなくても、懇意にしてくれているお客さんに感染させてしまう恐れがあるからです。
もし、エイズに感染したことを知りながら勤務を続け、多くの方に感染させたとなると、何らかの罰則を受けてしまうかもしれません。実際、海外では感染したことを知りながら、異性と性行為を行った人が逮捕されています。
エイズ感染者を出したとなると、お店の評判もがた落ちです。今まで通り営業することは難しくなり、最悪閉店に追い込まれてしまうかもしれません。自分1人の問題ではなくなるので、感染したことがわかった時点で、お店は辞めるしかないのです。

ソープ嬢が他の風俗嬢より性病感染しやすい理由

風俗業界はソープランドのほかにもファッションヘルスなど、多くの営業形態があります。その中でもソープ嬢の性病感染リスクが高いといわれるのはどうしてなのでしょうか。

不特定多数の男性との関係


ソープランドには、さまざまなお客さんがやってきます。普段から指名してくれる人だけでなく、新規のお客さんを相手にすることもあるでしょう。つまり、日常的に不特定多数の男性と濃厚な接触をしているのです。
もしかすると、その中にHIVに感染した人がいる可能性があります。外から見るだけでは、HIVに感染しているかどうかなどまったくわかりません。その結果、自分もHIVに感染してしまう可能性があるのです。
もう少し掘り下げていくと、以下のようなことがいえます。

ソープランドのサービスと性病感染のリスク

「どうしてソープ嬢だけが感染リスクが高いの?」と不思議に思われた方もいるかもしれませんが、これはソープのサービス内容をよく考えればわかることです。ソープ嬢は、訪れる男性とキスやフェラ、素股などをするほか、自由恋愛の要素があります。ここが、ほかの風俗店とは大きく違うところです。
お互いの粘膜をこすり合わせるので、当然感染リスクは高まります。また、フェラやディープキスなど、一般的な風俗店で行われるプレイもひととおり行うので、より感染リスクは高くなるでしょう。

NS店はさらにハイリスク

ソープランドによっては、NSやNNがあり得ます。NSとはノースキン、すなわちコンドームを着用しないでプレイすることです。格安店や大衆店だと、コンドームを着けてのプレイが一般的ですが、高級店になるとNSが基本といったところも少なくありません。
コンドームを着けないとなると、ペニスと女性器がダイレクトに触れ合うことになるので、感染リスクはさらに高まります。女の子がクラミジアや淋病などの性病に感染していたとなると、感染する確率はさらに高くなるでしょう。

NS・NNについて、もっと詳しく知りたい方はコチラ。
ソープのNN・NSとは何の意味?風俗で働くなら知っておきたい用語

ソープ嬢の免疫力とほかの性病感染


免疫力が低下してしまうと、HIVでなくてもさまざまな性病に感染してしまう恐れがあります。では、いったいどのような原因で免疫力は低下してしまうのでしょうか。また、免疫力が低下することで、どのような性病に感染するリスクがあるのでしょう。

不規則な生活リズムで免疫力が低下

風俗で働いている女の子は、体調を崩すことが少なくありません。OLをしていたときは体調を崩すことはなかったのに、風俗の仕事を始めてから急に風邪などを引きやすくなったという方は多いです。
これは、免疫力が低下したことが大きな原因のひとつと考えられます。風俗のお仕事は、昼夜逆転の生活になってしまうことが多く、どうしても生活リズムが乱れがちです。人は太陽光を浴びることで免疫力を高められるといわれていますが、昼夜逆転の生活になりやすい風俗嬢だと、それができないのです。

淋病やクラミジアを併発

クラミジアは、多くの風俗嬢を悩ます性病。もっとも感染リスクの高い性病ともいわれていて、風俗で働いたことのある多くの女の子が経験しているのです。
粘膜から感染することが多く、フェラや素股、オーラルセックスなどが原因であることが少なくありません。感染している方と、これらのプレイをした場合、感染する確率は50%以上になるともいわれています。
症状が出るまでに2~3週間ほどかかることがあるので、そのあいだにほかのお客さんに移してしまうことも少なくありません。
クラミジアに次いで多い性病としては、淋病が挙げられます。これも、粘膜から感染する性病のひとつ。クラミジアと併発してしまうことも珍しくありません。淋病の場合は、感染してから10日も経たないうちに、自覚症状が現れることがあります。

ソープ嬢がエイズや性病を疑ったときにできること

感染は拡大するものなので、それをさせないための知識を得ておくことは自分やお客さん、彼氏などのパートナーを守るために非常に重要です。できることを以下にまとめましたので、ソープ嬢として働くのであれば、ぜひ実践しましょう。

性病チェックポイント


性器の周辺に異常がないか、チェックしましょう。もし、性器の周辺に赤みがさしている、腫れているといった症状が見られるのなら、性病に感染している可能性があります。
また、性病に感染していると、性器の周りが肌荒れしてしまうことも少なくありません。同時に、痒みを生じることも多いので、少しでも気になった方は注意が必要です。
円形のあざのようなものが肌にできている、ぶつぶつができている、黄疸が確認できるといったケースでも、性病が疑われます。これらの異常が確認できたときには、プレイ中でも中止したほうがよいでしょう。店長やお店のスタッフに相談し、今後の対応を考えてください。

性病検査


性病に感染してしまうと、自分だけでなくお客さんやパートナーに感染させてしまう恐れがあります。性病の中には、しばらく自覚症状が出ないものも多いので、気づかぬうちに感染させてしまう可能性があるのです。
こうした最悪の状況を回避するには、少しでも早く性病に感染していることを把握しなくてはなりません。医療機関で性病検査を受ければ、感染の有無が確認できるので、周りに被害を及ぼすことも回避できるでしょう。
性病検査について、詳しくは以下のとおりです。

性病検査を受ける方法

風俗店によっては、かかりつけの病院があることも少なくありません。もし、そのような病院があるのなら、そこで検査を受けましょう。お店が指定している病院で検査を受ける場合、診療費が半額になったり、割引されたりといったこともあります。お店のスタッフや店長に確認してみましょう。
お店が指定している病院がないのなら、自分で見つけて検査を受けてください。性病の検査は、産婦人科医院なら受けられます。飛び込みだと診察を受けられない可能性があるので、事前に電話連絡して予約をとっておきましょう。
病院以外だと、保健所でも検査が受けられます。保健所での性病検査は、匿名かつ無料で受けられるのが大きなメリット。ただ、検査を受けられる日が決まっているうえに、検査対象となる性病の種類が少ないなどのデメリットもあります。しかも、治療はできないので、感染が判明した場合には結局病院に行く必要があります。
また、市販されている性病の検査キットを使う方法もあります。手軽に検査ができますが、結果がわかるまでに時間がかかり、やはり感染が判明したときには病院に行かなければいけません。

性病検査を受ける頻度

お店で検査の頻度が決められているのなら、それに従いましょう。特に決められていないのなら、自分で決めなくてはなりません。レギュラーで週に4~6日ほど働いているのなら、月に1度くらいの頻度が目安です。
アルバイトで週に1~3日ほどの勤務だと、10~15日ほど出勤した段階で一度検査を受けるといいかもしれません。数ヶ月に一度のように、スパンが長くなってしまうのはNGです。そのあいだに感染してしまったら、誰かに移してしまう恐れがあります。自分の出勤ペースに合わせて、検査を受けてください。

性病検査にかかる費用

病院や検査する性病の種類によって、トータルでの費用は変わってきます。ただ、どの病院でどの性病検査をするにしても、初めての場合には初診料がかかります。初診料は、だいたい2,000~3,000円くらいのところがほとんど。なお、性病の検査は保険適用となることも多いので、必ず保険証は持参しましょう。
クラミジアや淋病の検査だと、3,600円くらいになることが多い傾向にあります。カンジダだと1,030円ほど、トリコモナスだと1,550円が目安です。HIVの抗原・抗体検査は2,600円ほど、HIV確認試験だと5,000円近くの金額になることも。

性病に感染したら治療のために休む


性病に感染したまま出勤してしまうと、たくさんのお客さんに性病を移してしまう恐れがあります。あなたとプレイした多くのお客さんが性病にかかれば、当然疑いの目が向いてしまうでしょう。
その結果、お客さんの信頼を失ってしまい、指名客をすべて失う恐れもあります。お店としても大打撃なので、何らかのペナルティを課せられてしまうかもしれません。そのようなことにならないよう、性病に感染したことがわかれば、素直におとなしく休みましょう。
いい加減なお店だと、性病に感染していると伝えても出勤してほしいと言ってくることがあります。このようなお店は、いい機会だと思って辞めたほうがいいでしょう。お客さんはもちろん、自分の身体を守るためでもあります。

ソープ嬢がエイズ・性病感染を防ぐ方法

100%予防できる保証はありませんが、できるだけ感染するリスクを低くするためにできることはあります。以下の内容をチェックして、取り入れてくださいね。

サービス中の性病予防


プレイ前には、うがいや歯磨きを徹底しましょう。性病リスクに対する意識の高いお店だと、うがいや歯磨きを徹底させていることが少なくありません。徹底されていない場合でも、自分の身を守るため、うがいや歯磨きはしっかり行いましょう。殺菌効果の高いうがい薬を使用するのがおすすめです。
また、お客さんにしっかりシャワーを浴びてもらうことも忘れずに。人によっては、時間がもったいないからと、シャワーを嫌がる人もいます。このような場合でも、受け入れずにきちんとシャワーを浴びてもらいましょう。
ソープの場合だと、お客さんの体を洗ってあげることが多いので、そのときに性病に感染しているかどうかチェックできます。特に、性器を洗っているとき、痛がったり腫瘍が確認できたりしたときは注意してください。

プレイ内容のNG


プレイ内容によって、性病への感染リスクが違ってきます。性病にかかりたくないのなら、感染リスクが高くなりやすいプレイはNGにしておくとよいでしょう。以下に、性病感染のリスクが高いプレイをまとめました。

ごっくんNG

フェラで口の中に射精されたとき、精液をそのまま飲み込んでしまうプレイです。男性の支配欲を満たせるプレイですが、実は性病感染リスクが高いことを覚えておきましょう。
性病のウイルスは、精液に含まれていることが多いので、飲み込むことで体内に取り込んでしまいます。また、飲み込まずとも、口内に傷や炎症などがあると、そこから感染してしまうこともあるのです。

即即NG

即即とは、シャワーを浴びずいきなりプレイをスタートさせることです。これも、男性の支配欲や征服欲を満たすことができ、人気のあるプレイ。ただ、やはり性病への感染リスクは高まるので、注意しなくてはなりません。
多くのお店では、女の子が性病に感染することを防ぐため、うがいやシャワーなどを徹底させています。しかし、うがいもシャワーもせず、いきなりプレイが始まる即即だと、どうしても感染リスクが高まってしまうのです。

S着店で働く


S着店とは、スキンを装着してのプレイが基本となるお店です。フェラをするときもコンドームをつけるので、性病の感染リスクを抑えられるメリットがあります。
NS店は、S着店に比べて1.5倍ほど給料が高いケースが多いですが、やはり健康には変えられません。体を壊してしまえば、今後安定して働くことができなくなってしまいます。
ただ、S着店でも高収入が期待できるお店はあるので、S着だからといって必ずしも低収入になるわけではありません。

S着風俗について、もっと詳しく知りたい方はコチラ。
S着風俗店を深掘り!言葉の意味や働くお店選びに役立つヒント

定期的な性病検査を実施するソープで働く


このようなお店だと、性病の感染リスクに対する意識が高いので、安心して通える可能性があります。かかりつけの病院があることも多いので、スムーズに検査が受けられるかもしれません。
口だけで定期的な性病検査を促すところではなく、検査結果を提出しないと働けないなど、徹底した対策をしているお店だとなお安心です。なるべく、そのようなお店を見つけてください。

まとめ

不特定多数の男性と交わる機会のあるソープ嬢。エイズやそのほかの性病に感染するリスクは、プレイの濃厚さからいくと風俗業界の中でも高いのは否定できません。
ただ、対策をしっかりしていれば、リスクは低く抑えることが可能です。今回ご紹介したことを参考に、できることは取り入れることをおすすめします。