風俗店の求人でよく目にする「自由出勤」「完全自由出勤」という言葉ですが、具体的にどのような制度かご存知でしょうか。女の子にとっては働きやすくなる大変うれしい制度であり、おすすめできるポイントがいくつもあります。

目次
  1. 1. 「自由出勤」と「完全自由出勤」の違いとは?
  2. 2. 「自由」はお店の営業形態によって範囲が異なる
  3. 3. 自由出勤のメリット
  4. 4. 自由出勤のデメリット
  5. 5. 「自由」をはき違えないように!自由出勤でやってはいけないこと
Qプリ

「自由出勤」と「完全自由出勤」の違いとは?

「自由出勤」と「完全自由出勤」の違いとは?
自由出勤と完全自由出勤の線引きは難しく、実際のお店ごとで出されている求人広告を見比べることでしか、確実な違いを見ることはできません。しかし、一応、傾向としては以下のような特徴があります。

自由出勤


自由出勤とは文字通り、自分のスケジュールを優先して自由に出勤できるシステムのことです。好きな曜日・時間帯にシフトに入りますから、学業や家事、仕事の合間を利用して働けます。
「今週は1日だけ」「来週は時間が空いているので3日働く」といった週ごとに変えることことも可能です。シフトの入り方については比較的柔軟に対応してくれるところが多いです。

完全自由出勤


完全自由出勤の場合も、基本的に自分の好きなように仕事に入れます。自由出勤との違いは、厳密な定義はありませんが、より自由度が高いことが特徴です。

・シフトの提出タイミング
完全自由出勤の方がギリギリまで希望を待ってくれたり、前日に「やっぱ働きたい」という希望も問題なく受け入れてくれたりします。(※直前に休むのはいけません)

・週ごとのノルマ、最低出勤時間
自由出勤のお店でも、最低〇時間はシフトを入れてほしい、というノルマを設けている場合があります。これが完全自由出勤だとありません。中には月一からOKというお店もあります。

ここまで自由度の高い完全自由出勤なので、導入しているお店はやや少数です。求人広告で「完全自由出勤」を推しているお店があったら、チェックしてみても良いでしょう。

「自由」はお店の営業形態によって範囲が異なる

「自由」はお店の営業形態によって範囲が異なる
自由出勤はお店によってもルールが異なりますが、業態によってもその傾向が変わります。店舗型と派遣型における自由出勤の違いを見ていきましょう。

店舗型における自由出勤


店舗型の場合、接客スペースに応じて自由に出勤できるかが変わります。セクキャバピンサロなどでは席数に限りはありますし、ヘルス、ソープでは部屋に限りがあります。
そのため、「明日、出勤しても良い?」と聞いても、お部屋が一杯だから難しい……なんてこともあり得ます。お店のスペースや、嬢の在籍数によって左右されるので、事前にHPでお店のことを調べておいても良いかもしれません。

無店舗型(派遣型)における自由出勤


派遣型の場合は、店舗型に比べると、少し自由度が高いかもしれません。
接客スペースが、ホテルやお客さんの自宅になるため、人数制限がかかることはほとんどありません。しかし、地方の車移動が必須のお店では、ドライバーさんの人数によっては少し調整が入る可能性はあります。
ただ、女の子の出勤数が多すぎると、フリーのお客さんも回ってこないで、待機時間が増えてしまうかもしれません。このあたりはお店の繁盛具合も見つつ、段々と良い配分を見つけられると良いでしょう。

自由出勤のメリット

自由出勤のメリット
自由出勤のメリットとして、以下のようなポイントがあります。

・自分のペースで出勤できる
・副業としてやりやすい
・長続きできる

自分のペースで仕事ができる


シフトの希望が出せる仕事は風俗以外でももちろんあります。しかし、希望を出してその通りに仕事ができるのは風俗の自由出勤の良いところです。

一般的なアルバイトのシフト希望が通らない理由
・人数が揃ってしまいバイトに入れない
・お店の忙しい日にシフトを入れられてしまう

一方、自由出勤の風俗店なら自分の希望通りに働けます。

自由出勤でOKな例
・月に1回だけの出勤
・1~2時間の短時間だけ出勤
※お店や時期による

このような違いがあるので、他の予定が入る女の子にとってはかなりメリットといえるでしょう。急な時間が空いたときに、出勤したいと交渉できるのも嬉しいですよね。ただし、当日欠勤はやはりお店にとっても迷惑がかかるのでしないようにしましょう。これは後で詳しく解説します。

副業としてやりやすい


自分のスケジュールを優先して働きやすい自由出勤は、副業としても向いています。以下一例ですが、こんな人には向いています。

・OL
昼間のお仕事をお持ちの方は、お仕事終わりで働きやすいです。また、夕方~夜にかけて風俗店は忙しい時間ですので、効率よく稼げます。もし、土日休みでその日も出勤できるなら、一気に収入アップも見込めます。

・学生
授業・課題、サークル、資格勉強などいろいろな予定があるなかで、バイトの予定まで入れるのは大変ですよね。自由出勤なら、直前で出勤予定が組めるので安心して働けます。

・主婦
ご家族の予定も優先して働けるうえに、普通のパートよりもお給料がかなり良いです。アリバイ対策してくれるお店で、旦那さんに秘密のお小遣い稼ぎをしてみても良いかも。

・他に夢を持っている人
何かの修行中で、空き時間が少ない人にはピッタリです。また、役者さん・歌手を目指す方の場合、急なオーディションがあるからバイトができないという話も聞きます。自由出勤の場合、直前まで自分のスケジュールが優先できるのでおすすめです。
つまりは、「予定が入るかもしれないからアルバイトがしにくい」という女の子でも働けるのが、自由出勤の良いところです。

長続きできる


お仕事に負担を感じてしまうとどうしても続けにくいものです。特に「お店の都合で働かなければいけない」「自分の思う通りに稼げない」といった理由があると、お仕事をやるうえで死活問題です。
自由出勤の風俗店は、自分のペースが優先されるので、無理のない範囲で働けます。逆に、稼ぎたい人もシフトをたくさん入れられます。しかも、今月はシフトを多くして、来月は減らすみたいに変更も可能。今までお仕事が長続きしなかったという人でも働きやすいかもしれません。

自由出勤のデメリット

自由出勤のデメリット
自由出勤にもデメリットがあり、それは以下の2つです。

・リピート客が付きにくい
・出勤した日に仕事がない可能性も

リピート客がつきにくい


自由出勤によって、曜日や時間がかなりバラバラになりがちという女の子は要注意です。
お客さんによってお店に来やすいタイミングがあり、もし「良い感じの子だったから次も指名したいな」と思ってたとしても、次回の出勤の日時だと入ってくれない可能性もあります。
また、直前まで出勤予定を出さないままだと、予約も入りにくくなります。予約は指名料が入るだけでなく、確実に待機しなくて良い時間でもあります。暇をしたくないなら、なるべく取っておけると嬉しく、気にしたほうが良いポイントです。
結局のところ、常連のお客さんを獲得したい場合には、ある程度、規則的にシフトを入れられると良いかも知れません。「リピート率が低い」と感じている人は、出勤するシフトを見直してみてください。

出勤した日に必ず仕事があるわけではない


かなり短時間しかシフトを入れられない人や、平日昼間だけしか働けないみたいな人はこちらを覚えておいてください。
どうしても女の子のお給料は、お店の繁閑によって左右されてしまいます。完全歩合給なうえに、保証をもらえるお店じゃない場合、お客さんが入らないと収入はゼロになってしまいます。
短時間だけ働くなら、なるべく忙しそうな時間を選んだ方が良いでしょう。また、平日昼間でもお客さんが入っているようなお店かどうかを調べておくことで、この点は解消できるかもしれません。

「自由」をはき違えないように!自由出勤でやってはいけないこと

「自由」をはき違えないように!自由出勤でやってはいけないこと
自由出勤といわれると、何でもOKと受け取る女の子もいるようですが、風俗も立派な仕事なので、決してそんなことはありません。そこで、自由出勤でも以下のことに関しては注意しておいてください。

遅刻、無断欠勤をしない


無断欠勤や遅刻は、働く上でマナー違反です。お店としては売上がダウンするだけでなく、お客さんへのキャンセル連絡や、HPの更新など手間がかかってしまいます。もちろんキャンセルされたお客さんが次回も指名してくれるとは限りません。
無断欠勤、遅刻に対してペナルティがあるお店は少ないですが、やはりお店からの信用も下がってしまいます。お店としてプッシュしてもらえない、フリーのお客さんを回してくれないといったデメリットにつながる可能性もあります。サボった分以上にマイナスを作ってしまうかもしれないのです。
もちろん、事情がある場合には当欠、遅刻は仕方ありません。そんな当欠についてはこちらもチェックしてみてください。
風俗で働くなら「当欠」は絶対ダメ?ペナルティやデメリットについて

スタッフやお客さんに失礼な態度をとらない


自由出勤とはルーズに働いてもよいという意味ではなく、適当に接客してはいけません。また、お客さんはもちろんのこと、一緒に働くスタッフに対しても失礼な態度は厳禁です。
一般的な社会的な常識があれば大丈夫です。挨拶・お礼はきちんとする、連絡が来たら無視しないで返す、約束を守る(破ってしまったら素直に謝る)といったその程度のことで問題ありません。

まとめ

自分のペースで働くことができる自由出勤は、あらゆる女の子におすすめできる制度です。中には注意点などもありましたが、基本的にどのお仕事でも言えるようなものばかりだったかと思います。
風俗で働いてみたいと考えている人は、ここまで紹介したポイントを覚えておきながら、自由出勤のお店を探してみてください。