意外に思うかもしれませんが、風俗嬢とAV女優(セクシー女優)の二足の草鞋を履いている女性はけっこういます。どちらも心身ともに負担が大きくなりがちな職業ですが、掛け持ちすることにはどんなプラス面やマイナス面があるのでしょうか。解説していきましょう。

目次
  1. 1. 風俗とAVの掛け持ちをするメリット
  2. 2. 掛け持ちOKか確認しないといけない
Qプリ

風俗とAVの掛け持ちをするメリット

まずはメリットから!稼ぐという意味では、掛け持ちするのは有利になりやすいです。具体的にどう有利になるのか、見ていきましょう。

AV女優であることが風俗でウリになる


AV女優と風俗、どちらも女の子がガッツリ稼げる人気の職業です。AV女優というと、昔は借金の返済のために出演する、といったイメージがありましたが、近年では自ら志願してなる方も増えています。そんな人気の職業、AV女優と風俗を掛け持ちすれば、よりガッツリ稼ぐことが可能ですよ。

ただ、そうはいわれても、「どちらか片方で稼げばいいんじゃない?」という人もいるかもしれませんね。AV女優であることがどうして風俗嬢と掛け持ちすることでウリになるのか、見ていきましょう。

AV女優はブランド

世の男性を幸せな気持ちにさせてくれる職業、それがAV女優です。女の子からも憧れられる職業ですが、それ以上に男性からは尊敬と特別な眼差しで見られています。

そのため、AV女優が在籍したお店は、それだけでほかのお店と差別化ができます。知名度が高いAV女優はもちろんですが、あまり売れていない人でも、AV女優というブランド力だけでお店が輝くのです。

そうした理由から、AV女優に在籍してほしいと考えている風俗店は少なくありません。採用基準が厳しいことで知られる高級店でも、AV女優ならあっさり採用されてしまう可能性が高いのです。AV女優が在籍していれば、それを目当てに大勢のお客さんが訪れるので、お店にとってはこれほど嬉しいことはありません。

テクニックが活きる

AV女優は、さまざまな作品に出演して男優と絡んでいます。男優を気持ちよくさせなくてはならないので、テクニックは経験豊富なプロの風俗嬢と比べても遜色ないでしょう。

また、AV女優にあって、風俗嬢にはないものがあります。それは演技力。画面の向こう側で観ている、視聴者を表現だけで興奮させなくてはならないので、AV女優の演技力は相当なものです。AVへの出演で培ってきたたしかな演技力は、さまざまな風俗の業種で役に立つでしょう。

プロのAV女優なら、イったふりをするのもお手の物です。また、潮吹きができるのならさらに重宝されるかもしれません。男性の多くは、女の子に潮吹きさせたいもので、しかもそれがAV女優ともなればなおさらです。それを目当てに訪れるお客さんも増えるのではないでしょうか。

AV女優専門店に在籍する道がある

風俗の世界も専門店化が進んでいます。AV女優の専門店もあり、男性から大人気です。現役から引退したAV女優まで、さまざまな女の子が在籍していて、プレイ料金も高めに設定されていることがほとんど。そのため、ほかの風俗店で働くよりも、さらに高収入を得られるかもしれません。

特に、AV女優として売れない日々を過ごしているのなら、このようなお店に在籍するのはおすすめです。AVの世界では売れなくても、風俗のAV女優専門店なら、ブランド力だけで多くのお客さんが利用してくれます。

しかも、AV女優専門店は、どんなにルックスが優れていても、普通の女の子は在籍できません。AV女優という職業を経験したことのある女の子にしか、在籍することが許されていないのです。これは、大きなアドバンテージですね。

スケジュールの空きを埋めることができる


超がつくほど売れっ子のAV女優なら、毎日AVの撮影や、取材などが入っているかもしれません。しかし、AVの世界でそこまで売れている女の子は、ごくわずかなのです。多くのAV女優は、スケジュールに空きがあり、中にはスケジュール帳が真っ白といったケースも。

どういうワケがあってスケジュールの空きが生じ、埋めることができるのか詳しく説明していきます。

AV女優は撮影が入っていないと暇

AVの撮影は、テレビのドラマや映画のように、膨大な時間をかけて作り上げることはありません。ほとんどが、半日から1日くらいで撮影できてしまうので、毎日撮影が入るといったことはまずないのです。

それでも、売れっ子のAV女優なら、撮影以外にメディアの取材や握手会、ファンとのイベントなどが入っています。しかし、ほとんど売れていないAV女優は、そのような予定もまったく入らないので、スケジュールが埋まりません。

自宅でぼんやり過ごすくらいなら、風俗のお仕事で稼いでみてはいかがでしょうか。次の撮影が決まっているのなら、それまでのつなぎとして働くことも可能です。実際、そのような働き方をしているAV女優も少なくありません。これなら、あまり売れていないAV女優でも、生活の心配がなくなります。

風俗は自由出勤の業種がほとんど

ソープデリヘルイメクラなど、さまざまな風俗の業種がありますが、どのジャンルのお店でも自由出勤制度を採用しています。もちろん、すべてのお店がそうとは断言できませんが、自由出勤を認めているお店はとても多いのが現実です。

自由出勤とは、文字通り出勤する日を自由に決められるシステムです。一般的なアルバイトのように、週に何日入らなくてはならないといったことはなく、週に1回、月に1回といった働き方もできます。もちろん、ガッツリ稼ぎたいのなら、毎日のように出勤することも可能です。

働く日を自分で決められるので、AV女優との両立もしやすい職業です。撮影する日が決まっているのなら、それを避けてシフトを組めます。

掛け持ちOKか確認しないといけない

AVのプロダクションに所属してお仕事をしているのなら、契約を交わしているはずです。もし、契約で掛け持ちが禁止されているのなら、風俗店で働くことはできません。場合によっては、重大な契約違反としてプロダクションを解雇される可能性があります。

もし、撮影予定のある作品があるのなら、それにも出演できません。その結果、違約金を請求される可能性があります。場合によっては、莫大な違約金になることもあるので、借金を背負ってしまうかもしれません。

また、プロダクションがOKでも、風俗店がNGといったケースも考えられます。こちらのケースはあまり多くないのですが、中にはそのようなお店があるかもしれません。このケースにおいても、やはり掛け持ちしたことで違約金の発生、解雇といったリスクが考えられます。

知らなかった……では済まなくなってしまうので、そのようなことにならないよう注意してください。プロダクションと風俗店、双方に相談し、掛け持ちをしていいのかどうか確認してください。

掛け持ちがNGのプロダクションに、風俗店で働いていることを隠して作品に出演したとなると、さらに大問題に発展する恐れがあります。大きなトラブルに巻き込まれるかもしれないので、絶対に隠して働くようなことはしないでくださいね。

稼げるとは限らない


たしかに、AV女優は一種のブランドです。そのため、AV女優として活動しながら風俗店に在籍すれば、人気の風俗嬢になれる可能性は十分あるでしょう。ただ、これはあくまで可能性の話であり、絶対に稼げると断定できるものではありません。

AVの世界でまったくパッとしなかった女の子が、風俗店で一躍人気になることもあれば、その逆もあり得ます。AVではそこそこ売れていたのに、風俗ではまったく稼げない、といったこともあるのです。

基本的にどちらも人気商売なので、人気が出なければ稼げません。特に、AV女優であることしか強みがない女の子では、それ以外の武器がないのでほかの風俗嬢に負けてしまう可能性があるのです。

風俗嬢は、性的なサービスを提供するプロです。どうすればお客さんが喜ぶのかを熟知しています。AV女優は、表現のプロですが、そのスキルがそのまま風俗の世界で通用するとは限りません。AV女優としての自分に胡坐をかいていると、決してほかの女の子たちには勝てないでしょう。

顔バレ・身バレリスクが高い


風俗で働く女の子の多くは、身バレや顔バレのリスクを気にしています。それ以上に、AV女優は顔バレや身バレのリスクがあることを覚えておきましょう。

どちらかというと、AV女優よりも風俗のほうが身バレするリスクは低いです。お店はさまざまなアリバイ対策もしていて、店舗型風俗だとモニターチェックを導入しているところがほとんどです。

もし、AV女優であまり売れていないのなら、今のうちに引退して、風俗店で働くことを考えてみるのも悪くないかもしれません。元AV女優でも、ブランド力はあるので採用してくれるお店はたくさんあります。風俗のお仕事一本に絞れば、友人や家族などに身バレしてしまうリスクは軽減できるでしょう。

まとめ

AV女優と風俗嬢の仕事を掛け持ちすることには、AV女優というブランドを武器にできたり、作品を作り上げる中で培った表現力やテクニックを活かしたりできたりと、風俗で稼ぐうえでは好都合です。

しかし、実際に掛け持ちするとなれば、所属するAVプロダクションや風俗店に許可を得る必要があります。また、稼げる保証がないことや、顔バレ・身バレのリスクが上がることは覚悟しないといけません。