水商売の世界で働く女の子にとって、指名を取れないことは大きな悩みになります。今回は、場内指名とは何か、セクキャバ未経験の女の子に解説するとともに、現役セクキャバ嬢の方も含め場内指名を取るためのコツや、場内指名を本指名につなげるためのポイントを解説します。

目次
  1. 1. セクキャバの場内指名の詳しい仕組み
  2. 2. セクキャバで場内指名をとるコツ
  3. 3. 場内指名を本指名につなげるポイント
Qプリ

セクキャバの場内指名の詳しい仕組み

水商売には〇〇指名がいろいろとあります。セクキャバ未経験の方はまず、場内指名がいったいどういうものなのかを押さえておきましょう。

場内指名とは?本指名との違い


セクキャバにおける指名には、主に場内指名と本指名の2つがあります。業界で働いている女の子なら誰もが知っているシステムですが、これから働こうとしている方ならわかりませんよね。
まず、本指名というのは、本命の女の子を指名することです。お気に入りの女の子がいる場合、お客さんはその子を本指名のキャストにして、お店に来たときにスタッフに告げます。
一方、場内指名は本指名のキャストがいないお客さんや、場内で気に入った女の子がいたときに指名することです。顔や接客態度などが気に入った、話していて落ち着くなど、場内指名する理由はお客さんによってさまざまです。
なお、お客さんが本指名のキャストを呼ぶと、本指名料が発生します。場内指名の場合でも同様に、指名された女の子に対し場内指名料が発生することを覚えておきましょう。

場内指名をとるメリット


セクキャバ嬢の収入は、時給+インセンティブです。お店によって用意しているインセンティブの数や種類は異なりますが、稼いでいる女の子の多くは、インセンティブをたっぷりもらっています。
場内指名された場合でも、インセンティブが発生するので、トータルでの収入がアップするメリットがあります。たくさんのお客さんに場内指名されれば、その分お給料に加算されるので、よりたくさんのお金を稼げるのです。
また、場内指名してもらえると、そのお客さんのそばで過ごす時間が長くなるので、ドリンクやフードを注文してくれることが少なくありません。指名してくれたお客さんが、ドリンクやフードを注文すると、ドリンクバックやフードバックが発生し、トータルでの給料がアップします。
それだけに留まらず、場内指名してくれたことがきっかけで、本指名してくれるようになるかもしれません。女の子に興味を持ったからこその場内指名なので、次に来るときは本指名してくれる可能性が高くなります。本指名してくれるお客さんを増やせば、安定した高収入を得られるようになりますよ。

セクキャバで場内指名をとるコツ

限られた時間の中で、お客さんに気に入ってもらうためにはどうしたらいいのでしょうか。このことで悩むセクキャバ嬢の方は少なくありません。指名をとれるようになるためのコツを解説していきます。

会話で特別感を演出する


誰に対しても同じような、当たり障りのない会話しかしていない女の子では、なかなか指名はとれません。お客さんから、「この女の子ともっとお話したい」や、「指名したい」と思われるためには、会話にも工夫が必要です。
たとえば、「お客さんと一緒にいると何だか落ち着くな……」といった具合に、お客さんに特別感を抱かせるような言葉を口にしてみましょう。本当に思っているかどうかは別として、このようなことを言われて嫌な気持ちになる男性はいません。
「お客さんにそっくりな人が昨日夢に出てきた!」のように、運命の相手を演出するのもいいかもしれませんね。セクキャバ慣れしている男性なら、「営業トークかな」と思われる可能性もありますが、それでも女の子の一生懸命さは伝わるはずです。
あと、単純に名前で呼んであげるのもおすすめです。お客さん、と呼ばれるよりも、名前で直接呼ばれたほうが親近感が湧くもの。積極的に名前で呼んであげてください。

指名をおねだりする


場内指名してくれるように交渉する方法です。交渉といってもストレートに、「場内指名してください!」と伝えてしまうのはNG。お客さんに、「ガツガツした女の子だな」とドン引きされてしまうかもしれません。
そうではなく、指名してくれるように可愛らしくおねだりしてみましょう。「もう少しお話していたいな……」や、「もう時間になっちゃった。寂しいな……」など。これだけで、お客さんは「もしかすると俺に気があるのかも」と思ってくれます。
そのほか、女の子のキャラによっては、ストレートな指名交渉もいいかもしれませんね。明るくてアクティブ、プチヤンキー系の女の子なら、「ねーねー、指名ちょうだいよ!」とアピールすれば、「お、いいよ」となるかもしれません。

指名できるシステムというのを暗に伝える


そもそも、セクキャバに来るのが初めてのお客さんもいます。このような方だと、指名のシステムがあることを知らない可能性もあるのです。そのため、会話の中で指名できるシステムがあることを、さらっと伝えると場内指名してくれるかもしれません。
また、お客さんによっては、席に着くと指名のことをすっかり忘れてしまうこともあります。目の前にいる女の子とのお喋りに夢中になってしまい、頭からすっぽりと指名のことを忘れてしまうのです。このようなお客さんには、会話の中で指名というワードを何回か出すのが効果的です。
「指名したいお気に入りの子いました?」や、「いい子がいたら指名してあげてね」といった具合です。女の子から指名というワードを耳にして、「なら君を場内指名で」となる可能性があります。

場内指名をとりやすい男性を見分ける


セクキャバにはいろいろなお客さんがやってきますが、場内指名してくれやすいのは経済的に余裕のある人です。場内指名には少なからずお金がかかるので、経済的に余裕のない人では、指名してくれないかもしれません。
基本的に、学生風の若いお客さんだと、指名は期待できないかもしれません。若い人だと、その場のノリで楽しく過ごしたい、といった方が多いので、わざわざお金を出して女の子を指名しようとしないことが多いのです。
ある程度年配の方なら、経済的に余裕があると考えられるので、場内指名も期待できるかもしれません。身なりがきちんとしていて、落ち着いた雰囲気のある人なら、会社の経営者など社会的ステータスが高い可能性もあります。
場内指名をくれそうなお客さんを見抜くポイントのひとつとして、持っているスーツの数が挙げられます。スーツは、ビジネスマンにとって大切なアイテム。できる人ほど、たくさんのスーツを持っている傾向があるのです。
スーツをたくさん持っているということは、経済的な余裕もある証なので、場内指名は十分期待できるでしょう。会話の中で、さりげなく持っているスーツの数や、ブランドなどをチェックしてみるといいかもしれません。時計やバッグなど、小物にも目を配りましょう。

場内指名を本指名につなげるポイント

「基本の営業をきちんとする」ことと、「来なくても連絡は続ける」ことの2点を本指名につなげるポイントとして紹介します。詳しく見ていきましょう。

基本の営業をきちんとする


本指名のお客さんを増やすことで、安定した高収入を得られるようになります。ただ、本指名のお客さんを増やすための、魔法のような裏技はありません。まずは場内指名を獲得し、そこから基本の営業を地味に繰り返すことで、本指名のお客さんを増やせるのです。
まずは、基本となる営業をきちんと行いましょう。そのためには、お客さんの連絡先をゲットするのは基本中の基本です。LINEや電話番号などを交換し、退店したあとすぐに「今日はありがとうございました」のような連絡をしてください。
また、せっかく場内指名してくれたお客さんを、放置してしまうのはアウトです。男性は浮気をしてしまうものなので、放置するとすぐどこかに行ってしまいます。定期的に連絡を入れることで、足を運んでくれる可能性が高くなるので、覚えておきましょう。
稼げているセクキャバ嬢の多くは、こうした基本的な営業をきちんとこなしています。トリッキーなテクニックを覚えるよりも、まずは基本の営業に力を入れてください。

来なくても連絡は続ける


お客さんによっては、突然お店へ来なくなることもあります。ほかのお店でお気に入りの女の子を見つけた、転勤になったなど、理由はさまざまですが、お店に来なくなったお客さんにも定期的な連絡は続けましょう。
連絡を途絶えさせてしまうと、その人との関係も完全に終わってしまいます。逆に、来てくれなくても定期的な連絡を続けてつながり続けていれば、いつかお店にやってきてくれる可能性があるのです。
もし、転勤で地元を離れていた場合なら、もっと偉い人になって戻ってきてくれるかもしれません。もしかすると、部下をたくさん連れて遊びに来てくれる、そのようなことが起きる可能性もあります。
目先のお客さんばかりに営業をするのではなく、来店する頻度が少なくなった人、来なくなった方ともつながり続けることです。常連のお客さんと同じ頻度で連絡するのは難しいので、そのあたりは調整してみましょう。

まとめ

場内指名をコンスタントに取れるようになり、本指名につながっていくようになれば、安定して高収入を得やすくなります。今回お伝えしたことを参考に、人気のセクキャバ嬢をめざしてくださいね。