ガールズバーとは、カウンター越しにする女の子との会話や、カクテルなどのお酒、おつまみを楽しむお店のことです。ガールズバーでの仕事に興味がある人や、お店で実際に働くことを検討している人は、ガールズバーの仕事内容や給料などについて、何か気になることがあるのではないでしょうか?
当記事ではガールズバーの仕事内容や給料のほか、仕事をするメリット・デメリット、似た業態との違いまで取り上げています。知りたいことがこれらのなかにある人は、ぜひご覧ください!

目次
  1. 1. 仕事内容と稼げる給料をチェック
  2. 2. お水系との違いとは
  3. 3. メリット・デメリットとは
Qプリ

仕事内容と稼げる給料をチェック

仕事内容と稼げる給料をチェック
お店で働くようになったとして、何をしなければいけないのか、いくらくらい稼げそうなのかなど、仕事内容や給料については気になりますよね。以下に詳しくまとめましたので、チェックしていきましょう。

ガールズバーの仕事内容


ガールズバーの仕事内容は、普通の居酒屋の店員とあまり変わりませんが、ひとつだけ大きな違いがあります。それは、お客さんと会話をするかしないかです。
居酒屋でも、注文の際などに軽く会話をすることはありますが、ガールズバーの場合はお客さんとカウンター越しに対面しておしゃべりをします。そのほかの業務は、お客さんのご案内やオーダー、電話対応といった通常の接客業と同じような仕事がほとんどです。
ただし、ガールズバーにもいくつかのパターンがあり、お店によって仕事内容が異なります。ひとつひとつ見ていき、どのタイプのお店が自分に合っているか考えてみましょう。

パターン①:お客さんとの会話のみ

このパターンのガールズバーでは、ドリンクやフードをつくる業務やお客さんに出す業務、お会計などは男性スタッフがやってくれます。なので、お酒のつくり方や料理の腕に自信がない人、ただお金を稼げればOKな女の子に人気があります。

パターン②:ドリンクやフードもつくる

カウンター内に立ってするお客さんとの会話だけでなく、カクテルなどのお酒や軽食・おつまみをつくる業務が含まれているガールズバーがあります。このような職場だと、ハードルが高いと感じる人もいるかもしれませんね。
たしかに、たとえばカクテルはとんでもなく多くの種類がありますが、そのすべてをレシピをみずにつくれるようになる必要はありません。たいてい、レシピはお店にあるので、それを確認してつくればOKです。バースプーンやシェーカーの扱いも、練習すればうまくなってきます。最初は、先輩の女の子が代わりにつくってくれたりもするでしょう。
また、軽食・おつまみも同様に、心配は要りません。包丁を握ったことがないような人だと苦労するかもしれませんが、つくり方は教えてくれるかレシピがある、あるいは業務用の冷食のものもあるので、料理の腕に自信がない人でもすぐに慣れることができるはずです。

パターン③:会計も行う

お会計を女の子が行うガールズバーは、店長がお店に出てくることがめったに、またはいっさいないお店や、男性スタッフなどのホール管理者がいないお店が多いです。
大変そうに見えますが、管理者の監視の目がないのでのびのび働くことができますし、お店の運営やお金の管理のスキルも身につきます。ただ、酔って伝票の付け忘れをする、お釣りの額を間違えて出すことがないように注意する必要があります。

パターン④:客引きも行う

外に出てする仕事なので、気温が高い夏や寒い冬などは、立っているだけで辛いという声も多いです。ただ、やること自体はシンプルで、歩いている人にティッシュ配りをするだけ。ハロウィンやクリスマスでは仮装やサンタの衣装を着て客引きをすることもあります。

ガールズバーの給料


気になるガールズバーの給料ですが、お店によって給料形態が違います。どんな仕組みになっているのか、押さえておきましょう。

時給制

ガールズバーは時給制のところがほとんどで、相場は1時間あたり1,500~2,000円です。ただ、ガールズバーの中には会員制や高級店として営業しているお店もあり、そのようなお店は時給が高く、1時間あたり3,000円以上も期待できます。普通のガールズバーと仕事内容は変わりませんし、客層が安定しているので安心して働くことができるでしょう。

インセンティブあり

インセンティブは、時給のほかにお店の売上に貢献した場合、給料に上乗せされる形で報酬が入ってきます。たとえば、お客さんからドリンクをいただいたとき、ドリンク料の10~30%がインセンティブとして女の子の報酬になります。単価の高いシャンパンなどのオーダーがあれば、1日に5万円など高給を稼ぐことも可能です。
時給にプラスして稼ぎたい女の子は、インセンティブの割合が高く稼ぎやすい、歩合の要素が入っているお店を選ぶといいでしょう。お客さんも、気に入った女の子にはたくさんのお金を使うので、巧みなトークでお客さんの心を掴みましょう。

日払い・週払いあり

お金に困っているなど、何か事情がある女の子のために、給料の日払いや週払いに対応しているガールズバーがあります。これは特例として対応していることがあり、基本は月払いというお店が少なくないのですが、体験入店に関しては日払いが一般的です。中には日雇いバイトの感覚で、いろいろなお店で体験入店をしている女の子もいます。

お水系との違いとは

お水系との違いとは
ガールズバーは女の子とお酒を飲むところですが、キャバクラやセクキャバ、スナックなど、似たようなサービスを提供するお店はたくさんありますよね。
ガールズバーとほかの水商売系の業態とでは何が異なるかをみていき、ガールズバーの特徴を理解しましょう。

キャバクラ


キャバクラとガールズバーの大きな違いは、お客さんとの距離です。ガールズバーはカウンターを挟んでお客さんと対面しますが、キャバクラはお客さんの隣に座り接客をします。なので、キャバクラはお客さんとの距離がとても近く、場合によっては身体が密着する場面もあります。
また、キャバクラに来るお客さんの中には、接待客もいます。企業の営業をしている人などが、取引先の人を連れて接待をしに来ることも多いです。そういったお客さんの接客には、ビジネスマナーの知識が必要です。お客さんは上座に座ってもらうといった基本的なことはもちろん、接待をするべきお客さんのドリンクを一番先につくるなど、細かなところへの気遣いが必要になります。
ガールズバーの場合は、女の子とのおしゃべりを目的にプライベートで来るお客さんが多いので、会話でお客さんを楽しませるトークスキルは必要ですが、キャバクラのようにビジネスマナーにまで気を遣う必要はあまりありません。なので、女の子もお客さんとの会話を楽しみながら働くことができます。

仕事内容

キャバクラの仕事内容は、お客さんにお酒をつくり、おしゃべりをするのが主な仕事内容ですが、これは、ガールズバーも変わりません。ですが、キャバクラはお酒をつくるときもお客さんの隣でつくることになります。基本的に、お客さんの隣から動くことはありません。お客さんのタバコに火を点けるなど、隣に座っていないとできないサービスも行います。
また、キャバクラの大きな特徴として、お客さんと連絡先を交換し、頻繁に連絡をとるといった営業活動が必要なことが多い点が挙げられます。営業の一環として、同伴やアフターなど、お店の外でもキャバ嬢としての仕事をする必要があるお店が多いのです。
ガールズバーでは、お客さんにつきっきりで接客をすることはありません。連絡先を交換することはありますが、同伴やアフターなどの店外サービスは基本的にないものだと考えていいでしょう。ですが、女の子がおしゃべりをして仲良くなったお客さんと、個人的に食事に行くことはあります。

給料

基本的に時給制で、1時間あたり2,500円~3,000円くらいが多いです。ただ、キャバクラの給料は売り上げに大きく影響されるので、ノルマ達成などの条件をクリアすれば、時給が4,000円以上になることも少なくありません。
一方、ガールズバーの時給は、求人では2,000円程度と記載されていることが多いです。実際にもらえる時給は、1,500円~2,000円が一般的です。キャバクラと違って成績で時給が上がることも下がることもありません。ただ、ガールズバーにはインセンティブが給料に上乗せされるお店もあるので、キャバクラ以上に稼ぐ女の子もいます。

セクキャバ(おっパブ)


セクキャバ(セクシーキャバクラ)は、おっぱぶとも呼ばれ、女の子へのおさわりがOKなサービスを提供します。ヘルスやピンサロなどと同様に、お客さんに抜きありのサービスを提供する風俗店として誤解されていることもありますが、法律上のお店の取り扱いはガールズバーやキャバクラと同じ飲食店です。
ガールズバーとの大きな違いは、女の子へのおさわりができるかできないかです。セクキャバでは、おっぱいをさわったり、キスをしたりすることができます。もちろんお酒を飲んで女の子とのおしゃべりを楽しむこともできますが、おさわり目的で来るお客さんがほとんどです。
ガールズバーではおさわりは禁止されています。なので、ガールズバーに来る目的も、女の子とお酒を飲みながらおしゃべりするためというお客さんが多いです。

仕事内容

セクキャバの接客は、お客さんとのマンツーマンです。お客さんのいる席に女の子が着き、おしゃべりをしたりお酒をつくったりします。そして、お客さんは女の子へのおさわりがOKなので、おっぱいを揉まれたりします。
また、セクキャバにはショータイムがあるお店が多いです。これは、1セット内に1回程度行われるサービスで、ショータイムがはじまると、女の子がお客さんの上にまたがり、お客さんはおっぱいをさわったり舐めたりします。
ガールズバーでは、セクキャバにあるような性的なサービスはありません。セクキャバも飲食店なので抜きや本番は法律で禁止されていますが、おっぱいをさわったりするサービスがアウトになるのかは曖昧なところです。
ただ、法的にどうかは置いておき、おっぱいをさわられたり舐められたりするのは、抵抗があり過ぎて無理と思う人もいるでしょう。

給料

セクキャバもガールズバーやキャバクラと同じく、ほとんどのお店が時給制です。一般的には時給5,000円~といった高時給の設定になっていて、比較的稼ぎやすい職業です。
先ほど紹介した仕事内容からみても、納得の時給ですよね。夜の世界では、サービスがハードになるほど給料が高いと認識しておくといいでしょう。
ガールズバーも給料が低いわけではありませんが、ソフトなサービス内容なのでセクキャバと比べると大きな差があります。

スナック


多くの人は、スナックに昭和の雰囲気を感じるのではないでしょうか。スナック=年配の女性が働いているというイメージが強い人もいるかもしれませんが、実際には若い女の子が在籍しているお店は決して少なくありません。
スナックも、カウンター越しにお酒を飲むお店という点ではガールズバーと同じです。しかし、スナックにはテーブル(ボックス)席が用意されているので、お客さんのテーブルについて対面で接客することもあり、ガールズバーよりお客さんとの距離が近いといえるでしょう。
また、スナックにはカラオケがあることが多く、歌うことを楽しみに来るお客さんもいます。そういった点も、ガールズバーとの大きな違いといえます。

仕事内容

スナックの仕事内容は、ガールズバーと同じく、お客さんにお酒を提供し接客を行います。しかし、ガールズバーとはシステムが違います。ガールズバーでは1ドリンクオーダーや飲み放題などでお酒を注文しますが、スナックではそれ以外に、ボトルを注文してボトルキープの形でお酒を楽しむこともできます。
単品で頼むこともできますが、割安感があることなどからボトルキープをする人が多いです。なので、ガールズバーのように女の子にお酒を奢って一緒に飲むというよりは、キープしているボトルのお酒をスナックの店員さんと一緒に楽しむ形になります。
また、ガールズバーは比較的年齢が若い客層なので、接客もお客さんを楽しませるトークが必要です。一方、スナックのお客さんは年齢層が高いサラリーマンなどが多く、話の内容も世間話や仕事の愚痴になることが多いです。
なので、接客も一緒に話をして楽しむというよりは、お客さんの話を静かに聞きながら、求められたときや思うところがあったときにコメントを挟むくらいになりやすいでしょう。ただ、中にはうるさいぐらいに喋るママクラスの人や女の子がいて、それがウケているお店も多いです。

給料

スナックも時給制のお店が多く、時給も1,500円~2,000円と、ガールズバーとの差はほとんどありません。しかし、稼ぎやすさでいえば、ガールズバーのほうが有利でしょう。
ガールズバーにはドリンクバックのインセンティブ報酬があるのは先ほど紹介しましたね。スナックもお店によってはインセンティブがありますが、当たり前ではありません。
時給のみの給料となるお店が多いので、ガールズバーと比べると総合的な給料は低くなりがちです。

メリット・デメリットとは

メリット・デメリットとは
ガールズバーならではのメリットを知ると、働く女の子が多い理由がわかると思います。ただし、デメリットも存在するので、ガールズバーで働くことを検討している女の子は注意が必要です。

メリット①:お客さんからのボディタッチがない


ガールズバーとセクキャバの違いで紹介したように、ガールズバーでは女の子へのおさわりが禁止されています。お客さんが無理やりさわろうとしてきても、カウンターを挟んでの対面接客となるので、さわることができません。また、スタッフに制止され、強制退店など然るべき処置がとられます。

メリット②:お客さんのお金でお酒が飲める


ガールズバーでは、上手にお願いをすることができれば、お客さんが女の子にお酒を奢ってくれることが多いです。また、お願いしなくてもお客さんがすすめてくるケースも珍しくありません。
その際、お客さんからお酒を指定されるわけではないのが普通なので、自分の好きなものを飲むことができます。お酒が好きな女の子にとってはうれしいポイントですよね。

メリット③:お酒が飲めなくても大丈夫


ガールズバーで働くことを検討している女の子の中には、お酒が飲めない子も当然いるでしょう。ガールズバーで働く際、お酒の得意不得意はあまり関係ありません。飲めない=面接不合格確定ということでもないです。
飲酒の強要は悪という認識が広がっているので、お客さんも飲めない女の子に対しては寛容な人が多いです。また、お酒をいただいたテイで、ノンアルコールカクテルを飲むなど、上手にごまかすこともできます。

メリット④:おしゃれができる


ガールズバーでは、髪を染めたり、可愛いネイルをしたりすることに制限はありません。普通の飲食店では、お客さんからのイメージアップもかねて髪や爪に気を遣っていますよね。髪染めNGやネイル禁止などのお店も多いです。ガールズバーでは、女の子が自由におしゃれをすることができますよ。

メリット⑤:ノルマなしのお店が多い


夜の仕事をするお店では、ノルマが設定されているところも多いです。ガールズバーはノルマがないお店が多いので、ノルマが達成できなかった場合のペナルティを恐れたり、達成のプレッシャーを感じたりしながら仕事をする必要がありません。ノルマに縛られず、女の子の自由に働くことができますよ。

メリット⑥:働き方の自由度が高い


ガールズバーは基本的にシフト制ですが、たとえば週1日からの勤務や短期間だけで働くことができるお店であれば副業、ダブルワークが可能です。なので、学生の女の子が長期休み中のお小遣い稼ぎとして働いたり、本業を持っている女の子が週末や仕事終わりの数時間を利用して働いたりと、働き方の自由度が高い職業となっています。

デメリット①:ボリュームゾーンが若い


ガールズバーで働くことに明確な年齢上限はありませんが、ほとんどのお店は若い女の子を求めています。なので、20代を中心に求人をしていることが多く、30歳以降になってくると採用されるのが難しくなる場合があります。
ですが、ガールズバーの中には落ち着いた女性との会話を目的に来るお客さんが多いお店もあります。そういったお店では30代の女の子の採用を積極的に行っているので、ガールズバーで働く際はお店のコンセプトや求めている年齢層を確認しましょう。

デメリット②:勤務時間が長い


お店の方針にもよりますが、採用基準に勤務可能時間を設定している場合があります。週3日/1日6時間以上というような勤務条件がある場合、条件を満たしていないと採用される可能性が下がります。また、採用されて働くことになったとしても、勤務時間の長さがきつくて続かないかもしれません。

デメリット③:勤務中は基本ずっと立ちっぱなし


先ほど紹介したように長時間の勤務となることが多いので、慣れないうちは足が疲れ、辛く感じる女の子も多いです。ガールズバーには制服があり、ハイヒールを履くことが基本のお店もあります。ハイヒールはなおさら足が疲れやすいので、カウンターの中ではスニーカーに履き替えたりすることで対応している女の子もいます。

デメリット④:ナイトワークとしては比較的時給が安い


先ほど、ガールズバーに似た業態のお店として、キャバクラやセクキャバの紹介をしましたね。給料を見てもらえればわかる通り、ガールズバーの時給の相場はほかのナイトワークの業種に比べて低くなっています。
ですが、仕事内容は比較的楽なものが多く、接客などで求められるレベルも低い分、仕事と時給が見合っているように感じる人は少なくないのではないでしょうか。

デメリット⑤:タチの悪い酔っぱらいの相手をすることがある


ガールズバーに来るお客さんの中には、すでにほかのお店で酔っぱらっているお客さんや、お店に来てからたくさんお酒を飲んで酔っぱらってしまう人もいます。中には、女の子に絡んでくるお客さんもいます。説教をされたり、ナイトワークをしていることを馬鹿にしてきたりするお客さんもいます。
そういったお客さんに慣れていない女の子や、はじめてナイトワークをする女の子は、それが原因で辞めてしまうことも少なくありません。しかし、何度か経験しているうちにいちいち傷ついたり腹を立てたりするのが馬鹿らしいと気づけたり、あしらい方などがわかってきたりして、そうなれば楽に働くことができますよ。

デメリット⑥:話のネタに困ることがある


ガールズバーで働く女の子が悩まされがちな点として、お客さんとのトーク内容に困ってしまうことが挙げられます。ガールズバーで人気が出る女の子の特徴として、お客さんとの話のネタを日頃から考えていることが挙げられます。誰とでも話せる話のネタをたくさん持っていれば、毎日お客さんと話してもトーク内容に困ることはありません。

まとめ

客引きをするお店があることや、立ちっぱなしになるのが基本なのは辛いと感じるかもしれません。ですが、お客さんとするのはカウンター越しでの会話だけ。なので、話の引き出しがなくて困ったり、たまに嫌な絡み方をされたりすることがある以外、店内で接客についてストレスを感じるようなことは少ないでしょう。
そういう意味では、仕事内容はナイトワークとしてはかなり初心者向けで、その割には給料がいい仕事といえます。また、お店によっては会話以外の業務まで担当します。たとえば、おうちで美味しいカクテルをつくれるようになりたい人は、ドリンクをつくる仕事が含まれるガールズバーの求人を探すとよいでしょう。