どんな仕事よりも他人に肌を見られる風俗嬢にとって、ボディケアは重要な仕事のひとつといえるでしょう。しかし、現実には乾燥肌に悩まされながら、間違ったボディケアを実践している人は少なくありません。

この記事では、風俗嬢が乾燥肌を防ぐための正しいボディケア方法を紹介するので、参考にしてくださいね。

目次
  1. 1. 風俗嬢は乾燥に悩まされやすい
  2. 2. NGなボディケア方法
  3. 3. OKなボディケア方法
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風俗嬢は乾燥に悩まされやすい

風俗の仕事環境そのものが、肌が乾燥しやすい原因です。正しいボディケアのためにも、肌が乾燥しやすい理由をここで把握しておきましょう。

理由①:お客さんとのシャワー・入浴


風俗の種類にもよりますが、たとえばデリヘルソープランドならプレイの前後にお客さんとのシャワー・入浴をするので、1回の接客で2回シャワーを浴びます。シャワー・入浴こそが風俗嬢の肌を乾燥させる大きな原因です。

なぜなら、シャワーや入浴で熱いお湯を浴びるだけで、肌の乾燥を防ぐバリア機能が低下するからです。1日に1回シャワーや入浴をするような生活なら、問題ありません。しかし、1日に3人も4人も接客をする風俗嬢は、数時間のあいだに2回、4回、8回といったようにかなりの回数のシャワーを済ませなければいけません。

肌にとって、何度も熱いお湯を浴びるのは異常事態であり、皮膚が乾燥しやすい状態になるのです。

理由②:ローション


風俗嬢が頻繁に使用するローションには、水分を吸収する働きがあります。つまり、プレイで使用したローションが肌に残り続けると、肌の水分が吸収され乾燥肌になりやすいのです。

ローションはポリアクリル酸ナトリウムタイプとグリセリンタイプがあり、風俗では長時間の使用に適しているポリアクリル酸ナトリウムタイプが使われることがほとんどです。

このうち、ポリアクリル酸タイプのローションは、粘り気が強くシャワーを浴びても簡単には落ちません。かといって、次のプレイの予約が入っていたりすると、入念にローションを洗い落とせないままシャワーを終えてしまうことも……。

こうしてローションが体に残ってしまうことで、肌が乾燥してしまうのです。

NGなボディケア方法

風俗嬢にとって乾燥肌は死活問題ですから、ボディケアにも力が入るでしょう。しかし、いくら乾燥が気になるからといって、ここで挙げている間違ったボディケアをしていると、状況は悪化するばかりです。

硬いタオルで強くこすっている


昔からの癖でナイロンタオルやアカスリタオルを使って、強く肌をこするような洗い方をしている人は要注意です。この洗い方だと、肌を乾燥から守る皮脂が必要以上に落ちてしまいます。

とくにローションがしつこくついているときはゴシゴシ洗いたくなりますが、ぐっとこらえて温かいシャワーをあてながら肌を叩くようにして落とすのがおすすめです。

長風呂


風俗嬢の仕事で疲れた体を癒すためにも、長い時間湯船に浸かりたくなるかもしれませんが、これも乾燥肌を招いてしまうボディケアです。

長風呂をしていると、少しずつ肌がふやけてきますよね。実はこのとき、肌の表面にある皮脂だけでなく肌の深い部分にある水分を保つセラミドなども流れ出ます。これでは、肌が乾燥しやすくなるのも当然です。

お風呂やシャワーの湯温が高い


ここまでの説明でうすうすわかっている女の子も多いと思いますが、入浴のときに熱めのお湯を使いがちな人も要注意です。

普段から42℃など高めの湯温を設定していると、肌の皮脂やセラミドがどんどん流れ落ちてしまいます。長年の習慣だったり、気持ち良さ優先だったりで熱いお湯を使っていると、あっという間に乾燥肌の仲間入りです。

お風呂上がりにすぐ保湿をしていない


お風呂上がりのボディケアを怠っているようでは、肌の乾燥は悪化するばかりです。なんとなく入浴後の肌は潤っているイメージがありますよね。

たしかに肌が水分に触れている入浴中は、肌に水分が浸透します。しかし、肌に浸透する水分量には限界があるので、想像している以上に肌が潤いません。一方で、シャワーや入浴によって肌の保湿機能はぐっと低下します。

結果的に、入浴中に肌に水分を蓄えたとしても、お風呂上がりにはどんどん肌の水分が減っていき、乾燥してしまうわけです。お風呂上がりに保湿が必要な理由がわかりますね。
お客さんと肌を重ねる風俗嬢なら、乾燥防止の意味だけでなく美肌づくりの観点からもお風呂上がりのケアは大切にしたいポイントです。

刺激のある成分が入った保湿剤を塗っている


入浴後に保湿剤を塗るのはベストな選択ですが、刺激が強めの保湿剤を使うのはNGです。なぜなら、刺激成分によってかゆみや赤み、かぶれといった肌トラブルを引き起こすから!

肌のバリア機能が低下している入浴後の肌に、刺激の強い保湿剤を塗るとどうなるのでしょうか?バリア機能が正常なら、保湿剤の刺激成分を肌がはじくのですが、バリア機能が弱い状態だと、刺激成分が肌の内部に浸透してしまうのです。

刺激成分が原因でかゆみなどの肌トラブルが起きれば、乾燥をはじめとする肌トラブルの悪循環に陥るので要注意です。

OKなボディケア方法

今は乾燥肌に悩みながら風俗嬢の仕事をしているとしても、正しいボディケア方法を身につければ肌の悩みは軽減されるかもしれません。以下の方法を参考にしてみてくださいね。

綿素材のタオルか手のひらを使って洗う


ナイロンタオルやアカスリタオルではなく、綿素材の柔らかいタオルや手のひらで優しくこするようにすると、体を洗うときの肌への負担がぐっと少なくなります。

ちなみに、体を洗ったあとにシャンプーや洗顔をしてしまうと、せっかく洗った体にボディソープなどが残りがちになります。これも肌トラブルの大きな原因!体部分は髪や顔を洗ってから、優しく洗うようにしましょう。

低刺激性・皮脂を落としすぎない石けん・ボディソープで洗う


体を洗う石鹸やボディソープを、肌に優しいタイプのものに変更するのもおすすめです。熱めのシャワーやお湯だけでなく、体を洗う石鹸やボディソープもバリア機能である皮脂を洗い落とす原因になります。

かといって、石鹸やボディソープをまったく使わないと汚れが落ちないので、乾燥肌が気になる女の子は、洗浄力が弱く刺激が少ないものを選びましょう。CMなどでも弱酸性という言葉をよく耳にしますよね。弱酸性のボディソープは洗浄力が弱めなので乾燥肌に、アルカリ性のボディソープは洗浄力が高く脂性肌の人に向いています。

普段からなんとなく石鹸やボディソープを購入しているなら、弱酸性を意識して選ぶようにしましょう。

ぬるま湯で湯船に浸かるのは10分ほどにする


お風呂のお湯はぬるめ(38~40℃程度)に設定し、肌を乾燥から守る皮脂やセラミドなどを流れ落としすぎないようにしましょう。また、リラックスしたい気持ちはわかりますが、湯船に浸かる時間は10分程度にするのがベストですね。

ちなみに、夏場の時期などにシャワーの温度をぬるくしすぎるのは、おすすめしません。シャワーの温度が低いと、どうしても体の汚れが落としきれず、また別の形での肌トラブルの原因になりかねません。

ぬるま湯に適度な長さ浸かるのは些細なボディケア方法に感じるかもしれませんが、毎日繰り返すことだからこそ大切にしたいルールですね。

低刺激性の保湿系入浴剤を使用する


お湯に浸かるときに、肌の保湿効果がある入浴剤を使うのもボディケア方法としておすすめです。

これまで入浴中に肌のバリア機能である皮脂やセラミドが流れ落ちると説明しました。しかし、その一方で入浴中の肌は水分などが浸透しやすい状態でもあります。単なるお湯では意味がありませんが、保湿系の入浴剤を使うことで入浴中に水分と一緒に保湿成分も肌へと浸透するのです。

これなら、お風呂上がりの肌の乾燥も和らぎます。ただし、保湿系の入浴剤は低刺激性のものを選んでください。刺激性が強い入浴剤を使うと、浸透しやすい肌に刺激成分が入りこみ、風俗嬢にとっては致命的な肌荒れなどのトラブルを起こしやすくなります。

油性成分入り・低刺激性の保湿剤を塗る


乾燥が気になる風俗嬢にとって、入浴後の保湿剤を使ったボディケアは欠かせません。ここまで説明したボディケアの方法を実践しても、お風呂で体を洗ったり湯船に浸かる以上は、肌のバリア機能は多かれ少なかれ低下します。たいていの人の入浴後の肌は、乾燥しやすい状態だといえるのです。

その一方で、入浴中と同じように入浴後も肌には成分が浸透しやすい状態になっています。このタイミングで保湿剤をしっかりと塗ることで、乾燥から肌を守れるのです。

保湿といっても、ただ水分を肌に滲み込ませるだけでは意味がありません。大切なのは水分が逃げないようにするバリア機能。そのためにも、肌のバリアとして機能する油性成分入りで刺激性の少ない保湿剤をチョイスしましょう。

まとめ

乾燥肌に悩まされると安易に、「とりあえず保湿剤を塗ろう!」と考えがちです。当記事で紹介したように、入浴後の保湿剤が乾燥予防に大切なのはたしかですが、ほかにもお湯の温度やボディタオルなど入浴中に気をつけるべきことも欠かしてはいけません。

まずは、風俗嬢の仕事は肌が乾燥しやすいことを理解し、意識してボディケアに努めるようにしましょう。