風俗の世界では新人が人気！その理由は？新人期間はいつまで？

新人期間にお客さんの指名がつきやすい理由は、大きく分けて4つあります。

お店がプッシュしてくれる

入店してからの新人期間は、仕事をしっかりと覚えて今後に人気嬢となっていくための教育期間です。また、未経験者で仕事がおぼつかなくても、お店側が手厚くサポートしてくれます。

入店すぐに告知

お店側が行う新人へのサポートのひとつが、入店についての告知です。初々しい新人が入店したことをすぐに告知することによって、新人でもお客さんの興味を引き、簡単に指名を取ることができます。

新人割引でお客さんアップ

お店にもよりますが、新人期間の女の子に対して料金割引をする「新人割引」というサービスが一般的です。その料金の安さから、新人割引の対象となる嬢は人気を集めやすいのです。

新人が好きなお客さんが多い

他の職種とは違い、風俗の世界では新人期間の初々しい感じ・素人感はとても武器になります。そのため、まだこの世界に染まっていない風俗未経験者を中心として「新人好き」なお客さんがたくさんいます。

新人期間は、風俗業界すべてが統一して決められているものではなく、お店によって設定しているものです。そのため、お店によって期間は異なります。ここからは一般的なお店で用いられている新人期間のカウント方法を2つ紹介します。

在籍日数

その名の通り、入店から●日までは、新人という日数で区切られている方法です。
短くて1ヶ月、長くて3ヶ月あたりが一般的な相場です。特に女の子の出入りが激しい大衆店の場合短くなりやすいようです。逆に、採用基準が高く、新人をそれほど頻繁に起用しない高級店の場合、新人期間も長めに設定されがちです。

出勤ペース

出勤ペースや、出勤の合計日数によって決まる方法です。
先の在籍の日数だけだと、女の子によって出勤ペースが違う場合に、お仕事の覚え具合も変わってきます。週1出勤だと、1ヶ月経っても5回くらいしか出勤できていないので、まだ新人に入るのではないか？と考えるお店がこの制度を設けています。
出勤の累積日数だけでなく、お客さんについた本数や指名本数によって新人期間が外れる場合もあるようです。

新人期間は仕事を覚えるための貴重な期間です。いくら新人が優遇される立場であっても、その環境に甘えてしまうと後々に大変になってしまうかも。では、新人期間中にどのようなことに気をつけなければいけないのでしょうか。

仕事の最低限の規則（遅刻・無断欠勤など）を守る

お客さんとスタッフさんどちらとも信頼関係を築く時期のため、一般的な常識は守るようにしましょう。遅刻や無断欠席を繰り返していると、その信用を失ってしまいます。

稼ぎたい人は期間中に多く出勤する

新人期間が終わってしまい、お店側のプッシュがなくなってしまうと、指名が減ってしまったり、新規のお客さんがついてくれなくなったりします。つまりは新人ブランドを持っているうちに、リピートしてくれる本指名のお客さんを見つけておくのが大切です。
新規のお客さんが多く入ってくれる新人期間だからこそ、たくさん出勤して、顔や名前を覚えてもらうようにしてください。

自分の出勤ペースに合わせてくれるお店を選ぶ

お店のカラーが自分に合っているかを確認するのも、新人期間ならではです。特に出勤ペースは、お給料にも直結します。自分のシフト希望が減らされる、逆にもっとたくさん出勤してくれと催促されるようだと、お店と合っていないのかもしれません。

お客さんの悪い誘いに乗らない

新人期間の女の子を狙って、いろいろなお誘いをしてくれるお客さんも存在します。
・本番強要
・円盤のお誘い（追加料金による本番行為）
・店外デート
・連絡先交換の強要

など、お店のルール外のことを誘われたらきっぱりとお断りしましょう。もし「このお店ではみんなやってるよ。○○ちゃんもやってくれたよ」と言われたとしても「それでもお店の決まりなのですみません」とちゃんと伝えてください。
しつこいお客さんはスタッフさんに報告・相談してください。

体入荒らし・転々虫はしない

「体入荒らし」「転々虫」と呼ばれる人がいて、これは風俗業界にとって、嫌われています。では一体どのような女の子を指すのでしょうか。

体入荒らし・転々虫とは

体入荒らしは、「もともと体験入店の期間だけで辞めるつもりの女の子」です。しかも、次から次へと入店しては辞めてしまいます。転々虫も、ほぼ同じことで「お店をすぐに辞めて転々と移り変わる女の子」のことです。
では、なぜ体験入店のお店を転々とするのかというと、その時期の特典だけを得ようとしているためです。

体験入店・新人期間の特典
・入店お祝い金
・新人期間による指名数アップ

など、本入店してからだとお客さんが減ってしまう、テクニックが求められるのが嫌というのも、すぐに辞めてしまう理由にあるようです。

本入店や体入についての詳しい情報はこちらでも解説しています。

・風俗でよく聞く「本入店」とはどういう意味？体験入店との違いは？

体入荒らし・転々虫が嫌われる理由

確かに、女の子にとっては体入、新人期間だけで辞めてしまうのが得に感じられるかもしれませんが、その反面、お客さんやお店からはかなり嫌われているのが事実です。その理由は大きく2つあります。

お店の印象が下がる

新人さんがすぐに辞めるお店は、あまり良くない印象をお客さんから持たれてしまいます。「こないだ入った新人、もう辞めたのか……」と分かると、お客さんからすると、教育がしっかりしていない、他の子もすぐに辞めるかもと感じて、お店自体を利用してくれなくなるかもしれません。
また、お店としてもせっかく採用した子がすぐに居なくなってしまうと、プロフィールの更新や、次の女の子の採用などとても手間がかかることばかりです。

お客さんに気付かれる可能性も

たくさんのお店を転々としていると、ついたお客さんから「A店にいた○○ちゃんだよね？」と気づかれることもありえます。それが、口コミ掲示板などで拡散されてしまうと、一気にお客さんが離れてしまう可能性もあります。

女の子にとってのデメリット

お店、お客さんから不評なだけでなく、女の子にとっても体入荒らし・転々虫は良くない点があります。

面接だけで面倒

一番は、入店の手続きが手間であるということでしょう。求人を探し、応募をして、面接をして、合格してやっと入店になるので、その手間を考えると、一つのお店でしっかりと働く方が得なのではないかと思います。

体入の面接がどのようなことをするのか知りたい方はこちらもチェックしてください。

・風俗業界の「体入」って何？面接やメリット、注意点とは

リピーターがつかない

風俗で長く、たくさん稼ぐためには、リピーターを作る以外ありません。確かに新人期間でも指名は多くあるかもしれませんが、新規のお客さんばかりを相手にしていると精神的にも疲れてしまいます。
気心の知れた常連さんと長い時間を過ごせるようになったら、長期的に見たらかなりメリットがあります。体入荒らし・転々虫では、この可能性を自ら捨てているといっても過言ではありません。

接客スキルがつかない

ひとつのお店でしっかりと接客の教育を受けることでスキルが身に付きます。しかし、体入荒し・転々虫は「少しでも稼げればいい」という考えで次々とお店を転々とするので、接客の作法などを学ぶ機会が非常に少ないです。
また、すぐに辞めるつもりだと、お客さんから苦情や注意を受けても「他のお店に移ればいい」という考えが沸いてしまいます。接客業の基本・仕事の一般常識を知らないまま、そのうちに働けるお店がなくなってしまうのです。