ソープに入店して仕事をするには、普通のバイトや就職と同じように面接を受けて合格する必要があります。なかにはこの面接がどんな内容なのか、疑問に思っている人もいるでしょう。
ソープは一般職とはかけ離れた仕事なので、面接で何か変わったことをやるのか、面接用に特別なものを持参しなければいけないのか、不安に思っている人もいるかもしれません。
その不安を取り除くには、ソープの面接準備、面接内容、面接開始~終了、その後までの一連の流れを把握するのが良いです。ソープの面接とはどんなものなのか、チェックしていきましょう。

目次
  1. ソープの面接に行くために必要な準備
  2. ソープで受ける面接の流れ
  3. ソープの面接で採用が決まったあとの流れ
  4. ソープに出稼ぎ風俗する場合の面接
Qプリ

ソープの面接に行くために必要な準備

ソープの面接に行くために必要な準備
ソープの面接では何が必要で、どんな点に気をつけなければいけないのでしょうか。面接に臨む前のポイントを押さえておきましょう。

身分証明書


ソープの面接時に持参するのものは顔写真付きの身分証明書(免許証、パスポート、マイナンバーカード)です。身分証明書の提示が必要なのは年齢確認をするためで、顔写真付きなのは他人の身分証明書を借りての年齢詐称を防止するためです。
ちなみに、ほかの業種は高校生ではない18歳以上であれば働けるお店が多いですが、ソープの募集対象は基本的に20歳以上となっています。

身だしなみ


一般の就職面接のときのように、スーツを着て行く必要はありません。ソープの面接は、普段着のカジュアルな格好で問題ないです。
ただし、清潔感のある服装・メイク・髪型を心がけたほうが良いでしょう。また、ジャージやスウェットにサンダルのようなカジュアル過ぎる格好も印象が良くありません。
とはいえ、風俗で働きはじめる女の子は、困窮してみすぼらしい格好しか現状できない人も少なからずいます。それを素直に伝えれば、面接時の身だしなみについては不問、合否の検討材料に入れないケースは多いです。

面接日時の確認


働きたいお店の求人に応募をしたあとは、実際に面接を受ける流れになります。面接日時の希望はお店側に聞かれることが多いので、自分の都合の良い日と時間を決めておきましょう。

ソープで受ける面接の流れ

一般の就職面接に比べて、ソープの面接に堅苦しさはありません。当日の展開と、聞かれやすいことを把握し、シミュレーションしておくと良いでしょう。

①お店・待ち合わせ場所に行く


面接場所は、店内になるケースが多いです。直接自分でお店まで行くか、最寄り駅など指定された待ち合わせ場所に行けば、そこからスタッフが車でお店まで送ってくれるパターンがあります。送迎があると、歓楽街・風俗街を1人で歩いている姿を人に見られたり、危ない人に声をかけられる心配がありません。
面接当日は、待ち合わせ時間に遅れないことが重要です。遅刻すると、「真面目に仕事をしないのでは?」と悪印象を持たれて、不採用の原因になりかねません。電車の遅延などで間に合いそうにないときは、必ず連絡をしましょう
 

②プロフィールシート・履歴書の必要事項を埋める


お店に着いてまずやることは、プロフィールシートもしくは履歴書の記入です。このシートは一般職で持参してくる履歴書の役割になり、氏名や生年月日のほか、風俗という仕事上、初エッチをした年齢や性感帯、カップ数など、性や体に関する質問項目があるお店が少なくありません。
プロフィールシートに記入した情報のなかには、お店のHPに掲載されるものが多いので、嘘のない情報を記入しましょう。また、「タトゥー、リスカの痕、妊娠線、帝王切開などの手術痕はあるか」という質問もあります。お客さんのなかにはタトゥーなどがある女の子が苦手な人もいるので、これらも正直に答えましょう。

③スタッフと面談


シート記入が終われば、面接官のスタッフと面談です。面談は面接官と直接話すことになりますが、話すのが苦手な場合でも最低限の礼儀さえ備わっていれば問題ありません。
喋るのが得意でも無礼な態度をとる人は、接客業であるソープに向いていないと判断されて、不採用になる可能性が上がるでしょう。面談では以下のようなことを確認されるケースが多いです。
  
年齢詐称のチェック

本格的な面談に入る前に、持参した顔写真付き身分証明書を提示します。ここでウソを付いているのがバレると、優良・適法なソープであれば、雇ってくれることは絶対にありません。顔写真付き身分証明書の提示のほか、干支などを念押しで聞かれることもあります。

お店のシステムの説明

年齢確認の次に行われるのが、お店のシステムについての解説です。ソープの給料は時給制ではなく歩合制であること、お客さん1人あたりのバック率、雑費など給与から差し引かれる費用といったことが説明されます。

風俗の専門用語が出てくるので、話を聞いていて不明点があれば質問をして、疑問点を解消しましょう。

志望動機の確認

「なぜ当店で働こうと思ったのか」ということを聞かれます。借金返済のため、夢を実現するための資金づくり、学費を稼ぐためなど、自分の動機を正直に話しましょう。何か目的があるほうが、長く働いてくれる感じがして好印象です。
「とくに理由はないけどなんとなく」など動機がはっきりしない感じだと、「やる気があるのか?すぐに辞めるのでは?」と思われるかもしれません。本当に何も理由がなければ、「高収入を得たい」など働く意欲のアピールになるようなことをいいましょう。

いくら稼ぎたいかの確認

1日や月の目標金額はあるのかと質問されます。ソープは働きたいときに働ける自由出勤制のお店が多いですが、部屋数に限りがあるので客入りに対して女の子が多すぎるときなどは出勤を調整します。そのようなとき、稼ぎたい女の子のほうを(人気があれば)優先的に入れてくれるケースが少なくありません。

勤務可能な日数・時間の確認

月・週にどれくらい働けるのか、1日何時間働けるのかを質問されます。このときに日数・時間ともに多く答えると、やる気が伝わるでしょう。
ただ、ソープはヘルスなどとともに、ハード系の業種に分類されます。肉体的、精神的にきつい仕事なので、現実的に可能な範囲にとどめておくのが良いでしょう。
1日に何時間働けるかの目安としては、彼氏や旦那さんと1日に何ラウンドできるか。それにマットなどソープのプレイが入ることになるので……と計算していくと、「だいたいこのくらいかな?」と見えてくるでしょう。
また、お店の面接官が、「〇曜日は入れますか?」や、「〇時~〇時は出れますか?」と聞いてくることもあります。この場合、その曜日や時間帯の女の子が不足している可能性が高いので、無理でなければ出勤できると回答すればポイントが高いです。

ボディチェック

タトゥー、リスカ痕、妊娠線、帝王切開などの手術痕の有無を目的に、お店によって行われています。プロフィールシートや履歴書でウソをついていると、このときにバレます。また、高級店などお店によっては、高いレベルのスタイルを求めるところがあるので、太っているかどうかを確認します。
ボディチェックは下着姿になる場合もあれば、裸になる場合もあります。面談で脱ぐことを想定して、下着は清潔できれいなものを、あらかじめ着用しておきましょう。面接官は女の子の裸を見慣れているので、恥ずかしがる必要はありません。
 

④合否の決定


以上の内容の面談を終えると、合否が発表されます。採用であればその場で伝えることが多く、不合格の場合は、「ほかのスタッフと協議して、後日合否をお伝えいたします」といい、そのまま何の連絡もないか、後日メールなどで不採用の通知を受けるパターンが多いです。
なので、面接当日に合格できなかったときには、期待しないでおきましょう。本当に後日、合格の連絡をしてくるお店もありますが、待ち続けるより自分から連絡して採否を聞くか、切り替えて次のお店の面接を受けると時間が無駄になりません。

ソープの面接で採用が決まったあとの流れ

ソープの面接で採用が決まったあとの流れ
採用が決まったら、講習を経て体験入店体入)に進みますが、講習は面接終了後すぐ受ける場合もあれば、本人の希望次第で後日改めて受けることが可能な場合があります。また、採用されたあと、後日採用を辞退することも可能です。

では、講習→体入の流れを見てみましょう。

講習・研修を受ける


講習の種類は、実技講習のところや、口頭やマニュアルのみの講習のところがあります。マットやベッドなどプレイの講習、接客マナーの研修がありますが、お客さんからの評判に関わる、つまり収入に直結することなので、真剣に取り組みましょう。
ちなみに、実技講習を嫌がる女の子が少なくないですが、口頭やマニュアルのみの講習だと、頭ではわかったつもりでも、体が動かないことがあります。そうなると、慣れるまでお客さんに迷惑がかかってしまうかもしれません。

体験入店をする


講習が終われば、体験入店(体入)をします。このとき、いきなり働く心の準備ができるか不安な人は、講習後すぐの体入を断ることができるかお店に確認しておきましょう。OKであれば、後日希望する日に改めて体入をすることができます。
体入といっても実際にお客さんを相手にしての仕事なので、給料が発生します。なので日払い制のソープであれば、働いたその日に給料を受け取ることが可能です。

ソープに出稼ぎ風俗する場合の面接

ソープに出稼ぎ風俗する場合の面接
地方から都会へ、都会から地方へと遠方へ働きに行く出稼ぎは、風俗の世界では浸透している働き方です。出稼ぎの場合、どのような面接方法になるのでしょうか。その流れを見ていきましょう。

①写メ面接


出稼ぎ歓迎のお店は、写メ面接を取り入れているところが多いです。写メ面接は、自分の容姿を写メでお店に送って、その写メを見て採用の合否を決めてもらう面接方法です。このやり方であれば、自宅から遠く離れたお店まで面接のために行く必要はありません。
写メ面接で使う写メは、自分の顔やスタイルがはっきりとわかる写真を撮影しなければいけません。可愛く、きれいに、スタイル良く見せようと加工・修正を派手にするのはやめましょう。
というのも、写メ面接はあくまで一次面接です。この面接で合格しても完全に採用ではなありません。極端な加工・修正は現地に着き、お店に行ったとき仇になります。

風俗における写メ面接について、もっと詳しく知りたい方はこちら。
風俗店の写メ面接を攻略!写メは盛ってナンボな人は要チェック!

②店舗での面接


写メ面接を通過したら、次は実際に店舗に出向いて本面接を受けます。この際に写メ面接の写真を加工・修正している、あるいは別人の写真を使っていた場合は、不採用となる可能性が高いです。運良く採用されたとしても、バックや保証など待遇のマイナス修正は避けられないでしょう。
面接の内容については、出稼ぎではないソープとほぼ変わりません。志望動機など、しっかりと答えることが大事です。面接の結果、採用になったあとは講習を経て仕事開始になります。
出稼ぎでは、仕事中以外は寮などお店が用意した宿泊施設で寝泊りしつつ、外出するなど自由な時間を過ごせます。1人部屋や相部屋の違いや設備備品の違い、費用負担の違いがお店によってあるので、満足して過ごせそうか事前に確かめておきましょう。

まとめ

ソープの求人に申し込み、面接を受けるにあたっては、事前準備を万全にしておくことが重要です。面接後までの流れを把握しておくとともに、よくある質問への回答を準備しておくと本番で緊張しにくく、お店に質問したいことを準備しておけば、面接がスムーズに進みやすいでしょう。
あとは当日、顔写真付きの身分証明書など忘れ物をしないように要注意。できる範囲で身だしなみを整えて、遅刻しないように時間には余裕を持って面接に向かいましょう。