風俗の求人を見ていると、「写メ面接」という言葉を見かけることがあります。一般的には馴染みの薄い写メ面接とは、いったいどのようなものなのでしょうか。面接を受ける前に、写メ面接の具体的な内容・対策などを知っておくと応募した際に有利になるでしょう。

目次
  1. 風俗店の写メ面接とは?
  2. 写メ面接のメリット
  3. 写メ面接のデメリット
  4. 風俗店の写メ面接で好印象を与えるためのポイント
  5. 風俗店の写メ面接を受けるときのNG行為
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風俗店の写メ面接とは?

風俗店の写メ面接とは?
言葉の感じから、何をするのかイメージできているかもしれません。思い浮かべた面接の形と合っているかどうか、答え合わせをしてみましょう。

画像の提出で合否が決まる方法


写メ面接とは、自分の顔や姿を撮影した写メをお店に送り、採用担当者がそれを見て、採用・不採用を決定する面接方法です。面接結果はすぐにお店側からメールなどで返信されます。
提出する写メは、自分の顔写真と全身写真で、全身写真は下着姿や水着姿のものが求められます。お店側が欲しい写メを撮影することが大事です。

何を審査されるか


写メ面接は写真のみを見て審査するので、当然ながら見た目に関しての審査になります。具体的に見た目のどのあたりを重点的にチェックされるのでしょうか。
  
顔・スタイルの良し悪し

高級店といわれているお店は、料金の高さに比例して質の高いサービスを提供しているのが特徴です。在籍する女の子たちも高水準な顔立ち・スタイルが要求されるので、顔やスタイルが高級店の決めた水準に達していなければ、写メ面接で落とされます。
また、巨乳・ギャル系などジャンルに特化したお店は、見た目がお店のコンセプトに合っているか写メを見て確認します。巨乳が売りのお店なのにそれほどおっぱいが大きくない場合、写メ面接の段階で不採用となるでしょう。

妊娠線・手術跡などの傷・タトゥーの有無

風俗店のなかには、これらがある女の子はNGのところもあります。お客さんによっては、派手なタトゥーが入っている女の子などを嫌がるからです。なので、お店によっては妊娠線、帝王切開などの傷跡、タトゥーがあるかどうかを写メ面接で確認します。
ただ、たとえば人妻熟女ジャンルのお店では、妊娠線や帝王切開の痕があるほうがリアリティがあると好まれる傾向があります。なので、妊娠線などがあれば必ずしも採否にネガティブに響くわけではなく、プラス評価になることもあるのです。

写メ面接のメリット

写メ面接のメリット
写メ面接を経験したことのない女の子のなかには、写真だけの面接だと違和感を覚える人も少なくないでしょう。しかし、写メ面接は、一般の面接にはないメリットがあるのです。

お店まで面接に行く時間・手間・費用負担がない


出稼ぎで風俗の仕事をする場合、職場探しをするだけでも時間や交通費などがかかり、面倒です。
また、出稼ぎではなくても通常の面接は、「お店に連絡をして面接日を決める→お店や事務所に出向いて面接を受ける→面接当日か数日後に合否の連絡を受ける」という段階を踏まなくてはいけません。なるべく多くのお店の面接を受けてどのお店が良いか比較したい場合は、相当な手間を費やします。
写メ面接は、ただ写メを送るだけなので手間も時間もかからないのが特徴です。また、コストもかからないために不採用になってもそれほどダメージがありません。とくに出稼ぎで遠方の働き口を探している人にとっては、都合の良い面接方法でしょう。
 

マスク着用・モザイク処理可のお店がある


写メ面接が未経験の女の子にとって不安なのが、「送った写メを悪用されるんじゃ?」という点です。いくら風俗店の面接とはいえ、自分の顔や下着姿などを送るのは抵抗があるでしょう。
そのような女の子に配慮して、お店によってはマスク着用・モザイク加工で口元を隠してもOKなところもあります。ただ、顔の確認は写メ面接でも重要なポイントなので、実物がわかりにくくなるのがデメリットです。
どうしても顔を見せたくない人は仕方ないですが、マスクなどで顔を隠すのはあまりおすすめできません。

写メ面接のデメリット

写メ面接のデメリット
写メ面接は手間がかからない便利な方法である反面、デメリットも存在します。どんなデメリットがあるか、しっかりと覚えておきましょう。

合格イコール本採用ではない


写メ面接の合格通知には、そのお店で働く場合のおおよその保証金額なども記載されています。しかし、この段階ではあくまでも第一次面接を通過しただけで、保証金額も確定ではありません。
その後、お店が指定した面接場所に行き、採用担当者と実際に会っての本面接を経て正式採用、条件が決まるケースが多いです。見た目が良くてもお店での面接で態度が悪いなどあると不合格、保証カットの恐れがあります。
また、写メ面接で口元をマスクやモザイク、スタンプで隠していた場合、実物を見た面接官が不採用としたり、保証額を下げたりすることも。マスクなどをおすすめしないことには、こんな理由があるわけです。

風俗店の採用基準について、もっと詳しく知りたい方はこちら。
風俗店の採用基準はどんな感じ?面接で採用されるためのポイントとは

見た目以外のアピールができない


写メ面接は顔やスタイルを把握するための面接ですが、風俗で働く女の子が人気を獲得するためには、見た目以外も重要です。
礼儀作法、プレイ時のテクニックと、顔立ちやスタイル以外を武器にして、指名が殺到する女の子は決して少なくありません。
写メ面接の段階でギリギリ合格ラインだった女の子が、本面接で実際に話してみると愛嬌があり、人に好かれるタイプで、「この子はうちの店で指名が多く取れるかも」と本採用になるケースもあります。
写メ面接をクリアすれば本面接で自分の良さをアピールできますが、写メ面接で落とされると、アピールするチャンスがありません。
ただ、写真の送信だけでは見た目以外のアピールができないというだけで、お店に問い合わせをしたときに言葉遣いが丁寧なことなどから、好印象を与えることは可能です。見た目だけでは落ちるかもと不安な人は、こういうところでポイントを稼ぐのも良いでしょう。

風俗店の写メ面接で好印象を与えるためのポイント

風俗店の写メ面接で好印象を与えるためのポイント
写メ面接用の写真を撮影する場合、あまりに盛るのは逆効果になりますが、撮り方にこだわることによって、良い印象に仕上げられます。

場所


日光が多く差し込んでいる場所・照明が明るい場所でしましょう。暗い場所で撮ると暗い雰囲気になってしまい、見る人に良い印象を与えません。反対に、あまり日の光・照明が強いと表情がわかりにくくなり、盛っていると解釈されるので注意しましょう。

角度


可愛く見せるために角度をつけて撮る人は多いですが、それはNGです。角度をつけると、顔の全体がわかりにくくなります。面接担当者はどんな顔立ちをしているのか知りたいので、正面を向いて撮影しましょう。
少しの角度ならそれほど問題はありませんが、顔がはっきりわかる角度にすることが大事です。

表情


表情は、少し微笑んだ感じに仕上げるのがベストです。口角を少し上げる程度にすれば、わざとらしくない優しい表情がつくれます。
無表情で撮るのは、冷たい、暗い印象になってしまうので避けるのが無難でしょう。また、可愛く見せるためにウインクをしたりセクシーな表情をつくったりする必要もありません。

下着


面接担当者はあくまでスタイルやタトゥーなどの有無を知りたがっています。なので、あまり気合いを入れなくてもOKです。お店側からとくに指定がなければ、シンプルで清潔感があり、上下揃いのものを着用していれば問題ありません。清潔感がなく上下バラバラな下着の場合、面接担当者に、「この子は性格も雑なんだろう」と悪い印象を与えてしまいます。

メイク・ヘアスタイル


メイクは可愛く、きれいに見せようと気合いを入れて行うのは悪いことではありませんが、若作りや厚化粧に見えると、「痛い」印象を与えてしまうこともあるので注意しましょう。
ヘアスタイルは清潔感のある感じに整えるのが大事ですが、髪が長い場合、髪が顔にかかって表情がわかりにくくなることもあります。髪をアップにする・耳にかけるなどすると良いでしょう。

風俗店の写メ面接を受けるときのNG行為

風俗店の写メ面接を受けるときのNG行為
写メを撮る際、少しでも可愛く、きれいに見せようとこり過ぎた写真を撮影してはいけません。写メ面接でやってはいけないことは、主に3つです。

写真の加工・編集・盗用


自分の容姿に自信がない人がやりがちなのは、写メを極端に加工することです。なかには、自分ではなくネットから可愛い女の子の写真を拾って使用する人もいます。どんなに嘘をついても本面接でバレるので、やめましょう。
仮にバレずに写メ面接を通過しても、本面接でバレれば保証カット、採用取り下げのペナルティを受ける可能性が高いです。
 

パネル・プリクラの提出


パネルマジック、プリクラの特殊効果により加工・編集済みになっているので、実物がどんな顔なのか、スタイルなのか、お店の担当者は判断することができません。
なので、これらをお店に送った場合には、普通にスマホカメラで撮った写真の再提出を求められるでしょう。

写メ面接後の極端なイメチェン


女の子のなかには、普段のキャラと違うイメージをつくって、お店の面接を受ける人もいます。たとえば、普段はギャルっぽい女の子が、清楚系のお店で働きたいために、見た目も性格も清楚なキャラになりきって面接を受けるというパターンです。
ずっと清楚系のままでいれば問題はないですが、写メ面接の段階では清楚系でも、本面接時には本来のギャル系に戻っていると、お店のコンセプトと合わないので不採用となるでしょう。

まとめ

写メ面接は、経験したことのない人にとって、とまどう面接方法かもしれません。しかし、わざわざ面接のためだけにお店まで行く時間や手間、交通費が省けたりと、通常の面接にはないメリットがある方法です。
実際に写メ面接を受けるときには、表情や下着などのポイントを踏まえて撮影を行い写真を提出すると、合格の可能性は高まるでしょう。お店側が望んでいる写メを送って、第一関門を通過してくださいね。